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ルンペルシュティルツヘン」 みんなの声

ルンペルシュティルツヘン 作:グリム
絵:ポール・ガルドン
訳:乾 侑美子
出版社:童話館出版
税込価格:\1,442
発行日:1994年07月
ISBN:9784924938137
評価スコア 4.14
評価ランキング 26,110
みんなの声 総数 6
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  • なるほど!

    • わにぼうさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子10歳、男の子6歳

    最近、BSで『ワンス アポン ア タイム』という、
    昔話をネタにしたドラマを見ているのですが。
    その中で、魔法使い(悪魔の使い)の怪しい男の名が
    『ルンペルシュテルツキン』というので、元ネタのお話を
    読んでみたいなと探していました。

    粉やの男が、王さまに「うちの娘はわらを紡いで金にすることが
    出来る」って言ってしまい、美しい粉屋の娘は王さまのお城の
    わら束がいっぱい詰まった部屋へ閉じ込められてしまいます。
    「明日の朝までに、金に紡いでおけ!そうしないと命はないぞ」って。

    はい、よくある話です。そして、小人が現れて・・・。
    翌日はもっと大きな部屋へ、もっと大きな部屋へと移されて、
    「最初に生まれた子供を渡す」と約束してしまうのですが、
    いざ、渡す段になって泣きながら断ると、可哀想になって
    「じゃあ、俺の名前を当てたらなかったことにしてやる」となります。

    いや〜、なんか小人がちょっといいやつなのがびっくりです。
    そして人間の方がずる賢い気がします。なるほどなぁ。

    絵が怖かったり、話が残酷だったりするけれど、
    たまにはグリムさんのを読んでみるのもいいものですね〜。

    投稿日:2013/12/21

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  •  ルンペルシュティルツヘ(orヒェ)ン(Rumpelstilzchen)とは、「妖怪がたごと柱さん」といったような意味だそうです。
     Rumpelstilt (Rumpelstilz )と呼ばれるゴブリンの一種は、柱を鳴らしたり板をたたいたりする存在で、家で物音を立てたり家ごと揺らしたりするのだそうです。

     グリムの中で読んだ事のない作品でした。
     とにかく読み始め、欲深い王様・大嘘をつき平気で娘を献上する粉屋と、良い人が出てこない(笑)。
     思わず同情してしまった娘が、小人(ゴブリン)ルンペルシュティルツヘンに助けられ、『良かった良かった〜』と思うのもつかの間、娘もその場しのぎの口約束をしてしまう軽率さ。
     ルンペルシュティルツヘン(ゴブリン)の求めた先の約束も不気味に感じ、何処に焦点を当てたらよいのかちょっと迷いました。

     ま〜、「小人(or悪魔orゴブリン)の名前当て」というところが、お話の中心でしょうねぇ〜。

     賢い娘(ゴブリンのおかげでおきさきになっています)の勝利で終わっています。
     
     中学生の息子が読んで、「ふ〜〜〜ん、ってことは、欲張りだけど王様がいちばん約束を守ったって事。でも、なんか皆好きになれないな〜」って笑っていました。

     私もゴブリンの不思議な力・ちょっと意地悪なところ・そして思わず自分の名前を漏らしちゃうおっちょこちょいなところが、一番魅力的かな〜?
     日本の昔話は、良い人悪い人が解り易くしっかり分け描かれているので、違和感を感じちゃうのかな?

     とにかく、ガルドンの絵がこの摩訶不思議な世界観にピッタリでした。

    投稿日:2011/12/16

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  • グリムの昔話

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    グリムを絵本にするのは難しいのだと改めて感じました。

    父親のせいで、窮地に立たされた娘が、小人の助けで切り抜けて、王様の妃になります。
    しかし、助けた代償に小人から子どもをよこせと言われます。
    小人の名前を当てられたら、子どもは取らない小人に言われます。

    お妃と小人の駆け引きがクライマックスです。
    そこで、お妃が挙げる名前がなぜか日本語になっています。
    わかりやすくとの配慮かもしれませんが、どんどん緊張感が増して最後のやりとりまでひきつけられるおはなしなのに、一気に気持ちが冷めました。

    絵もこのおはなしの怖さを描ききれてなく、文章も他の訳に比べるとすんなりと頭に入ってきません。
    とても残念でした。

    投稿日:2011/11/02

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  • 結構わるい女だぞ

    小人のおかげでお妃様にまでなった粉屋の娘でしたが、小人に恩をあだで返してしまいました。
    ワッツの『金をつむぐこびと』と同時に2冊を読んだのですが、このお話にはガルドンの絵があっているように思いました。
    そもそも「私の娘はわらを紡いで金に変える」などと王様に進言する粉屋もひどい父親なのですが、その話のために城に連れてこられた娘は可哀そう…、と思っていたら…。
    ガルドンの描く娘は結構したたかです。
    娘の目は何かたくらみのある目。
    困っているところに現れた金を紡ぐ小人を利用してやろうなんて見えてしまいました。
    娘が小人に首飾り、指輪を差し出した後、最後の代償は自分と王様の間に生まれる子ども。
    子どもが生まれて本当に小人が子どもをもらいに来た時の目は何でしょう。
    汚れたものでも見るような目です。(がルドンさん、ちょっとやりすぎかもしれません)
    話は娘(最後までお妃様のような気がしないのです)が小人の名前を言い当てて、悔しさの中で小人は死んでしまいます。

    小人が可哀そうすぎるお話です。
    したたかな娘といい打算的な王様といい、良い人に描かれていないこの絵本。
    この後、王様と娘は幸せに暮らしたのでしょうか。

    「このあと二人はいつまでもしあわせにくらしました」なんてハッピー・エンドがグリム童話に多いような気がするのですが、余韻を残して終わってくれたのが良かったです。

    投稿日:2011/08/29

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  • 小人の名前は・・・

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子11歳

    なんとも、読みづらいタイトルです。
    しかし、あとあと、このタイトルには重要な意味が
    あることがわかります。

    グリムの昔話。
    わらを紡いで、金にかえることを命じられた娘のところに、
    小人が現れて助けてくれます。

    優しそうに見えて、かなり年をとっていそうな子悪魔のような小人は、
    やはり、とても怖い存在でした。
    小人の親切に支払うべき代償が、
    一番はじめに生まれた子どもとわかって、ゾッとしました。

    やがて、欲深な王さまと結婚します。
    これってどうかと思いましたが、
    貧乏な粉屋の娘が、幸せを手に入れるのには仕方のないこと
    だったのでしょうね。

    そして、おきさきになった娘は、可愛らしいあかちゃんを生みます。

    誰だって可愛いわが子を手放すなんて出来ません。
    おきさきは、当然のことながら泣きました。
    すると、可哀想に思った小人が、猶予をあたえます。
    「おれの名前をあてられたら、子どもはわたさなくていい」と。

    おきさきに、名前を言い当てられた小人の怒りようったら。
    最後の結末は、なんともびっくりする幕切れでした。

    娘は結構気に入ったようで、何度も読んだと言っていました。

    投稿日:2011/08/14

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  • 思い入れのある大好きなグリムの昔話

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子10歳

    グリムの昔話です。絵本になった昔ばなしなどはよく、短くまとめられたストーリーになっていますが、この絵本は見事にグリムの原話を絵本にしていました!!
    ポール・ガルドンの昔話の再話はすごいです。
    乾侑美子さんの邦訳も素晴らしいと思いました。

    しいていうと、私が想像していた「ルンペルシュティルツヘン」はもっと怖い、アイルランドの昔話に出てくるような妖精のような姿を想像していたのですが、この絵本に登場する彼は、年とった顔をした小人のような風貌でした。

    もともと「ルンペルシュティルツヘン」は大好きな昔話で、個人的に思い入れが大きいお話なのですが、今まで読んだ作品の中で、この絵本の作りはかなり好きです。

    なにぶん「わら」がたくさん登場するし、海外のお話なので、主人公の粉屋の娘が長い金髪なので、やたら色彩に黄色が多い絵本ですが、とても読みやすく、楽しい作品です。
    10分前後で読めるので、中学年、高学年のお話会などにもお薦めです。

    投稿日:2010/03/07

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