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せかいいちおいしいスープ」 みんなの声

せかいいちおいしいスープ 作・絵:マーシャ・ブラウン
訳:こみや ゆう
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2010年04月
ISBN:9784001112177
評価スコア 4.65
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みんなの声 総数 25
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25件見つかりました

  • みんなハッピー

    小さい頃、これと同じお話しを読んだ時は、兵隊たちがもっと悪賢い印象で書かれていたような気がするので、大人になってこの絵本を読んだ時はちょっと意外でした。
    兵隊たちは言葉たくみに村の人たちから食材をもらうことに成功するのですが、それによって村人達も美味しい食事にありつくことが出来ます。
    誰がだまして、誰がだまされたという話ではなく、みんなが満足して終わるので気持ちが良いです。
    現実の世界でも、こんな風に各々が持っている物を持ち寄れば、素晴らしい物が出来上がるのかもしれませんね。

    投稿日:2016/08/23

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  • 村人達は、何故にそこまで兵隊達に食べ物をわけたり

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    寝床を提供することを拒んでいたのだろうか?これだけ世界一美味しいスープを作る事が出来る兵隊達を。笑 ちょっとずつ材料を提供してくれる村人達に、田舎の方特有の人のよさが垣間見えました。兵隊達の方が一枚上手でしたけどね!

    投稿日:2014/12/17

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  • 石のスープ

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    知っているお話ですがやはり好きなお話です。
    やっぱり人間ものを言うのは頭だなーと思います。
    結果的には兵隊たちはみんなをだましているわけですが、石のスープのレシピを知ったみんなも兵隊たちもみんな幸せなことですし(笑)。
    3、4歳からとあるので自分の子供にそろそろ読んでみようかな。

    投稿日:2014/12/09

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  • お気に入り

    図書館で借りてみた1冊。
    読んだ1年生の娘が、
    「これホントに面白いから読んでみて!
     石からスープを作って美味しいんだよ!」
    というので???
    読んでみたら村の人たちがうまい具合に
    兵隊たちの言葉にのせられて野菜や肉を提供しているんですね。
    それだけ具材が追加されたら、
    最初は石だけでも最後は素晴らしいスープでしょう(笑)
    絵本ならではの人間って面白いなぁと思わせるお話でした。

    投稿日:2014/02/15

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  • 最後にニヤリ

    • スウさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳

    だましだまされ、という話のわりに、多幸感とクスッと微笑むユーモアがあり感じの良い本です。やはり兵隊たちが独占せず村人に供して宴会まで始まっちゃったというところがいいんでしょうね。いつかは村人の誰かがカラクリに気づくのでしょうが、その時のことを想像してみるのも楽しいです。

    〈読みきかせ 1年生 息子〉
    まずタイトルとたのしげな表紙で引き込まれていたと思います。
    村人たちが食べ物を隠したり、言い訳して食べ物を出さないところも、「うそじゃん」といいつつかなり入り込んで聞いていました。

    〈6年生〉
    全体に静かによく聞いてました。とくに前列に座っている男子がよく聞いてくれていて、兵隊が村人に「もしここににんじんがはいればもっとおいしくできるんだがなあ」と言う場面ですぐにニヤッとして隣の子と顔を見合わせて面白そうにしていました。
    兵隊の口車に乗せられて、村人がどんどん食べ物を出してきてしまう、しまいには宴会まではじまって、一番良い寝床を提供されて、という要所要所でちゃんと楽しんでいるなあとか、絵をすごくよく見ているなあという感じが伝わってきて楽しく読めました。

    6年生の読み聞かせは初めてで、まあ聞いていない感じの子もいましたが、少しでも練習して行ったので余裕があり子供たち全体の様子を見ながら進めることができました。

    最後はやはりニヤッとして隣の友達の顔を見ていたりしたので、今日はこの辺には届いたなあという満足感が得られて良かったです。

    早めに読んで15分きっかり。低学年では飽きてしまう子もいるかもしれないけれど、6年生になら説明不要の面白さだと思います。爆笑するわけでもないけれど。

    投稿日:2013/02/15

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  • ちょいと頭を使えばいいのです

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子19歳、男の子16歳

    原題は『STONE SOUP』。
    もともとはヨーロッパから中国にかけて伝わる民話で、
    いろいろな形(石ではなく、くぎ、金づちなど)の伝承がありますが、
    一番有名なマーシャ・ブラウンによる再話となっています。
    渡辺茂男さん翻訳の『せかい1おいしいスープ』は絶版となっており、
    残念だなあ、と思っていたところ、最近岩波書店から新訳が出て、
    とても嬉しいです。
    お腹をすかせた3人の兵士が、道中ある村で食べ物や宿を懇願しますが
    断られます。
    仕方なく、3人は頭を働かせ、石のスープを作ると言い出すのです。
    彼らを無視していた村人たちは、その様子に興味津々。
    そしてついに、石のスープが完成するのです!!!
    原書も入手し、旧訳との対比もしてみました。
    新訳は、渡辺茂男さんの翻訳(題名の訳出は見事です!)を継承しつつ、
    丁寧に翻訳されており、好感が持てました。
    あらためて、マーシャ・ブラウンの原文の豊かさに驚嘆しました。
    やや長いお話ですが、民話としては一流だと思いますので、
    ぜひ子どもたちにも伝えたい作品だと思います。
    もちろん、他の再話もたくさんありますので、その奥深さをぜひ、体感してほしいです。

    投稿日:2013/01/08

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  • 「石のスープ」ておいしいの?

     長い間,絶版となっていたマーシャ・ブラウンのコルデコット賞オナー賞受賞作品で,2010年に新訳で出版されたそうです。

     お腹をすかせた3人の兵士が,ある村にやってきます。村人たちは,様々な理由を考えて,兵士に食べ物を分けようとしません。そこで,兵士たちは,一計を案じて・・・。

     原題は,「石のスープ」。どうやって,石のスープで兵士たちは,空腹を満たせたのか?本当に面白い絵本です。読みながら,思わず笑ってしまいます。
     フランスの民話をもとにしたお話のようですが,最後にみんなが幸せになってしまう所が,新鮮に感じました。

     やはり,マーシャ・ブラウンの絵が素晴らしい。兵士や村人たちが活き活きと描かれています。
     読み聞かせにも,とてもよいお話だと思います。

    投稿日:2011/10/09

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  • とにかく楽しむ絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    マーシャ・ブラウンは、1918年アメリカニューヨーク州ロチェスター生まれ。
    1954年に「シンデレラ」、1962年「むかしねずみが」、1983年「影ぼっこ」と3度のコールデコット賞を受賞。
    また、コールデコット賞オナー賞も4度受賞しているアメリカを代表する絵本作家。

    スープと言えば、「しあわせの石のスープ」や「オオカミと石のスープ」を読みましたが、この作品は1947年作の古典的作品です。
    実は、石のスープというのは、ポルトガルに伝わる民話だそう。
    似た民話はヨーロッパ各地にあり、北ヨーロッパでは石の代わりに釘、東ヨーロッパでは斧が使われているようです。

    物語は、3人の兵士が、ある村にやってくるシーンから始まります。
    3人は、
    「こんばんこそ おいしい めしが くいたいなぁ」
    「それから ベッドで ぐっすり ねむりたい」
    と口にするのですが、それを聞いていた村の男が先回りして、村中の人達に伝えます。
    村中の人達は、やつらに恵んでやるものはないと、食料をあちこちに隠してしまうのです。
    断られた3人の兵士は、石のスープを作ると言い出します。
    言葉巧みに食材を村人から拠出させることで、石のスープは最高のスープになっていきます。
    最後は、皆で楽しく晩餐会を催すのです。

    冷静に考えると、3人はペテン師そのもの。
    騙される村人を見て、少しは気持ちは晴れるのの、ちょっと納得できない部分もあるのも事実。
    楽しく読める作品ではありますが、少しは教訓めいた側面もあって良いのではないかと思いました。

    小学生低学年あたりのお子さんが、自分で楽しみながら読む類の作品としてオススメします。

    投稿日:2011/08/26

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  • むむっ・・・

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子5歳、男の子2歳

    ツイッターで「大人絵本会」という、ネット上の絵本の読書会に参加しているのですが、
    そこでお題として上がったので、手に取りました。

    故郷に帰る途中の兵隊3人が、お腹が減ったので食べ物を分けてもらおうと
    ある村に立ち寄りました。
    でも、村人たちはよそ者の兵隊を警戒して、食べ物を隠して、何も無いふりをしてしまいます。

    兵隊たちは「では私たちは石からおいしいスープを作ってみせましょう」と言い出します。
    それを聞いて、村人たち「ええっ、石からスープなんてできるの?」って感じで興味を持ち
    兵隊たちに「それにはまず石鍋が必要だ」なんて言われると
    ホイホイ持ってきてくれちゃいます。

    そのあとも、「あと、これさえあれば・・・」なんて上手に言うと
    村人たちは「もっとおいしいスープになるなら」と、進んで材料を持ち寄ります。
    何もないって言ってたのにねw

    最終的には、もはや石からできたスープではなく、
    石が入っているけど他にもめっちゃ具沢山で豪華なスープのできあがり★
    そりゃあもう美味しいはずです!

    長男は、いまいちまだ理解できないようで
    「石だけでこんなスープができてすごいなぁ」とか言ってるので
    「ええっ、あれもこれも具を入れたよね!?話聞いてた?」ってびっくりしましたが・・・(笑)

    震災で、物資の買い占めだとか、いろいろ言われているさなかに読んでいたので、
    何かと考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2011/07/25

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  • ラストの兵隊の一言に彼らの本意がチラリ

     ポルトガルの料理“石のスープ”のお話はたくさんありますね。
     「オオカミと石のスープ」でホラーを楽しみ、「しあわせの石のスープ」で、村落共同体を再生する禅宗のお坊さん三人のお話にほっこりしました。

     さて、昔話を独特の文体で見事に再現してみせるマーシャ・ブラウンさんは、どんな“石のスープ”のお話を料理したのかとワクワクしながら読みました。

     戦争が終わって帰路に向かう空腹の兵隊三人が、小さな村を通りかかり、蓄えがあっても食べ物を少しも恵んでくれぬ村人に、“石のスープ”なるものを作り振る舞おうと呼びかけます。
     鍋を用意させ、火をおこし水をくませ、石を持って来させて、・・・。
     
     小さな村の住人たちは、外の世界を知らぬ為、兵隊の「・・・あれば、お金持ちの食卓に並ぶようなスープができるんだがなぁ」「・・・あれば、王様が召し上がるようなスープになるのに・・・」に村人は次々と食材を持ち寄り、・・・。

     これもまた「協力を集める為の呼び水」であるスープの力で、兵隊が自分たちのおなかをいっぱいにしたという、クスリと笑えるおはなしでした。
     村人の純朴さもこの時代ゆえのことかと思えます。
     ラストの兵隊の一言に彼ら本意がチラリと見え、小さい読者さんも笑っちゃうでしょうね。

    投稿日:2011/03/31

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