新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

おおきな木」 みんなの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:村上 春樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2010年09月
ISBN:9784751525401
評価スコア 4.51
評価ランキング 7,491
みんなの声 総数 52
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52件見つかりました

  • 愛について

    絵本に出てくる人間はあまり好きになれませんでした。木はとてもやさしく、愛をたくさん与えていました。愛を一方通行に伝えてはいけないなあと思いました。お互いを思いやる気持ちを持たなければならないと思わせる本でした。個人的に作者の絵本は好きです。

    投稿日:2010/12/08

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  • 原文が一番かと・・・;

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    ・・・but not really
    この部分の訳がどうもしっくりこなくて、
    旧訳版をあまり好きになれませんでした。

    内容も、
    アガペーのことを言っているのだと理解すれば読めますが、
    あまりに与え続ける姿に何だか悲しくなってしまうせいもあって・・・。


    村上さんの新訳版、
    どう訳するのかなぁと思っていましたが、
    「でも、ほんとかな」よりも良かったと個人的に思います。
    こちらの方が好きです。
    逆接的な意味合いになっているので。

    ですが、この本、
    日本語にすること自体に無理があるのでしょうね。
    旧版・新版共に何人かの方も仰っていますが、
    原著に原文のまま当たる方が、
    違和感なくストレートに響くような気がします。

    投稿日:2010/12/04

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  • 満たされない少年

     旧訳の本も読みました。新訳で読んでも、やっぱり木と少年の関係には、違和感があるなと思います。
     木=母親のすべてを使い尽くしても、満たされない少年。
     年老いても「少年」と呼ばれる主人公が、哀しくみえました。
     すべてを与える母親も、せつないです。

     旧訳、新訳で読んだので、原文でも読んでみたいなと思いました。

    投稿日:2010/11/14

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  • 村上春樹さん翻訳の絵本

    この絵本は以前から知っていましたが、今回翻訳者と出版社が変わり、村上春樹さん翻訳との事。
    村上さんの本を読んでいたこともあり、今回購入しました。

    なので、前作との違いは解りませんがおおきな変化はさせなかったという事なので、安心しました。

    無償の愛・・親が子供に与える愛・・見返りを求めない愛・・というのがとてもよく表現されています。
    将来、子供を持ったとき読み返すとまた今とは違った感覚で読めるのではないかと思います。

    モノクロのシンプルな絵が文章とマッチしていて考えさせられる絵本です。

    投稿日:2010/11/01

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  • 比較も楽しい

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    「おおきな木」の最新の訳が村上さんとのことで早速借りてきました
    本田さんの訳と基本的には変わらないのですが、挿絵の中で「きみとぼく」の切り込みはなんとなく自然な感じがしました
    またどんなに老いても「少年」と貫き通した部分も共感できました
    与え続ける「木」にとって少年がいくら成長しても親が子を思う気持とおんなじです
    かつて同居していた主人の母は80歳を過ぎてもなお、仕事で帰りが遅い主人が帰ってくるまで心配していたことと重なりあいました
    本田さんの訳と時代の違いはあるものの、基本の親心みたいなものは不変のようです

    投稿日:2010/10/04

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  • 深い愛情

    夫が村上春樹さんの本が好きで、それをきっかけに購入しました。
    絵そのものは娘の好みではなかったのですが、内容も母親がまるでこどもに語りけるような内容だったので、ゆっくりと読み聞かせていたら、思ったよりも娘の心にひびいたようで、「もう1回読んで」と毎晩読んで欲しくなるほど気に入ったようでした。
    おおきな木の身をけずる思い出少年につくしていく姿が、自分のこどもに対する親の愛情の深さを感じました。
    どの親もきっといつでもこどもの幸せを願っているのだなと改めて考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2010/09/29

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  • 深くてせつない

    大人が考えさせられる本でした。
    おおきな木の視点でストーリーが描かれています。
    おおきな木が男の子を想うあまり、
    自分の与えられるものを彼に与えていきます。
    彼が戻ってこなくても、おおきな木は彼を想い続ける。
    最後まで彼を想い彼に与えるおおきな木。
    おおきな木にとってはハッピーエンドな話ですが
    なんとなく、せつない。

    投稿日:2010/09/26

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  • 叙情的になりました

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    村上春樹さん訳で話題になっていたので読んでみました。

    これを機に本田さんの旧訳のほうも読んでみましたが
    一番大きな違いは、本田訳「ちびっこ」に対し、村上さんは「少年」としていること、ですます調に変わったことです。それにより、前作に感じた無理やり子供向けにしてる感がなくなり、
    少年と木が過ごした時の移り変わり・心のつながりの世界に入り込みやすくなりました。

    内容について簡潔に感想を述べるのは難しいですが、
    少年から大人になっていくあいだ、木はいつも愛を与え、見守り続けたのです。
    村上さんがあえて変えなかった「大きい」と言う題名の意味は、
    「心の大きい・懐の深い」という意味だったのですね。

    少年と木の関係を、対人のどのシチュエーションで捕らえるか
    色んな解釈ができると思いまますが、
    いずれにしても、相手を受容するということについて深く考えさせられました。
    どちらかというと大人向けに叙情的に生まれ変わった感じがしました。

    投稿日:2010/09/15

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  • 気になる絵本

    4歳のときから読んでいます。
    最初はちょっと難しいかな、と思っていましたが5歳後半ぐらいから忘れた頃に持ってきたり、自分で読んでいたり、と気になる本のようです。
    モノクロのイラストで不思議な世界があり、考えさせられる本です。
    相手(対象が木であろうが)のことを考えるいいチャンスでした。

    実は「ぼくを探しに」の作者さんだったんですよね。
    息子は同作者の詩集も大好きです。

    投稿日:2010/09/06

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  • すっ〜と 沁みこむ感じ

    • みつばぁばさん
    • 40代
    • その他の方
    • 愛知県
    • 女の子18歳、女の子14歳

    発売の日を心待ちにしていました。
    まだ、若く‘母親’になる前に、<ほんだきんいちろう>さんの翻訳で
    読んだ時は、正直 好きになれませんでした。
    ‘母親’になり また読み この木は、‘母親’かな…と感じました。
    そして、<村上春樹>さん翻訳で読み 
    この木は、私に似ているのかも…と 思いました。
    村上さんの訳での『少年』は、歳をとってしまっても『少年』のままなのです。
     うまく言えないのですが‘母親’の気持ちを代弁してくれているようで…
    いつか、娘たちが‘母親’になった時、こんな気持ちをわかってくれるとうれしいです。

    投稿日:2010/09/04

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