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ふでばこのなかのキルル」 みんなの声

ふでばこのなかのキルル 作・絵:松成 真理子
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2010年09月
ISBN:9784592761433
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,964
みんなの声 総数 25
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25件見つかりました

  • ちょっぴり切なくて、でもほっこりと温かい気持ち

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    大好きな松成 真理子さんの絵本。
    お薦めされていたので、
    期待して読んでみました。

    読んでいる途中で息子は寝ちゃいましたが、
    どうなるんだろうと気になり、
    一人で読みました。

    良かったです。

    まさかこんな話とは思っていなかったのですが、
    ファンタジーなのでありえないとは分かっているのですが、
    もしかしたら息子にもキルルみたいなお友達ができるんじゃないかな
    と思わせる、ほどにキルルに会いたくなりました。

    ちょっぴり切なくて、でもほっこりと温かい気持ちになりました。

    投稿日:2017/02/14

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  • 大事な気持ちを思い出す

    当時5歳の息子に読んだのだが、自分が泣いてしまって困った作品・・。
    大事な気持ちを思い出します。

    ものすごく大事なことなのに、ついうっかり忘れてしまっていること、ありますね。
    それを子どもとの会話でふっと気付かされることが、僕にもあったのです。

    おじいちゃんと孫、という関係の距離感もとてもよいです。
    我が家のおじいちゃんは二人とももう亡くなってしまったので、子どもたちとこういうふれあいの機会がもう持てないことも、このお話しから個人的に強く切なさを感じる理由かもしれません。

    投稿日:2015/04/15

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  • 題名にひかれて読みました。

    • お豆腐さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子7歳

    小学生(だと思われる)ぼく、のお部屋の様子がとても好きです。たくさん並んだ本、木の色の机。 そしてそれとは違って、ちょっと派手めなおじいちゃんのお部屋、帽子がまた個性的でいいなと思いました。

    おじいちゃんの昔した冒険話、キルルを思い出してよかったです。ずっとふでばこの中で待っていたキルルがかわいいです。

    投稿日:2014/07/18

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  • じんわりと余韻が残る

    図書館でオススメの本として紹介されていたので、気になって読んでみました。
    おじいちゃんのふでばこの中にいた、へんてこないきものキルル。男の子と小さなりゅうの出会いと別れが描かれています。
    やさしい色使いなのに、とても力強い不思議な絵。ちょっぴり切ないストーリーと共に、独特の世界が広がっていました。じんわりと余韻が残る絵本です。

    投稿日:2014/03/17

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  • 味わい深い作品

    男の子は筆箱の中に入るくらい小さな竜のような不思議な生き物をみつけました。竜にキルルと名付け、キルルは「ぼく」の仲良しになるけれど、どこから来たのかまるでわかりません。
    キルルを通して「ぼく」とおじいちゃんが通じていく物語は暖かいです。
    竜は、おそらく誰の心にもやってくる。
    そして、人それぞれに関係を築きあげていくものだと思います。
    自分の中に忘れられた生き物が居ないかどうか、問いかけられる絵本です。

    投稿日:2013/04/07

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  • 遠い日の約束

    ぼくが見つけたへんてこな生き物。
    「キルルキルル」って泣くから名前はキルル。
    ずっと昔におじいちゃんからもらったわらで編んだ古い筆箱がお気に入りで、その中で眠ります。
    緑色の小さな体に、赤い二つの目玉、あくびをしたら小さな火を吹きました――もしかして、竜?
    でも竜なら、珠(たま)を持っているはず。
    ぼくがおじいちゃんに聞いてみると…?

    小さな竜キルルがとにかくかわいい!
    お母さんの宝石箱にもぐりこんで真珠のネックレスの上で眠っている場面が、特に印象に残りました。
    竜にとっての珠は特別なもの。
    その珠を使って人助けをしたキルルに胸を打たれました。

    別れは寂しいけれど、『ぼく』とはまた会える時が来るような気がしました。
    でもその時キルルは、今よりずっと立派な竜になっているのでしょうか。

    投稿日:2013/03/29

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  • 今年の干支

    今年の干支のお話だと思ったので読んでみました。小さな竜が筆箱に入ってるというストーリーがうちの子はとっても気に入ってました。自分の筆箱にもこんな竜がいたらいいな〜って言って羨ましがってました。

    投稿日:2011/11/29

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  • 大人向けのファンタジー

    静かな静かなお話です。
    突然であったキルルという不思議な生き物には、
    実は不思議なつながりがあって・・・

    絵本雑誌でお勧めになっていたので図書館で借りて読んでみました。
    低学年の子供には少し難しかったようで、ふ〜んという感想しか出てこなかったのですが、
    大人はほろっとさせられました。

    投稿日:2011/09/13

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  • 約束

    50年前の約束をおじいちゃんが思い出すことが出来てよかったです。恩人のキルルのことを思い出して感謝の涙がキルルをやっとお家に帰ることが出来てよかったです。恩義はたとえ呆けてしまっても心の中には感謝して残っているものだと確信できたのが嬉しかったです。じわじわと心いっぱいに温かくなる画き方に感激する絵本だと思いました。人の優しさ、温もり、人情、義理が素敵に表現されてて感動しました。

    投稿日:2011/08/06

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  • 大切な気持ち

    ぼくのふでばこの中の、不思議な生き物キルル。
    昔、おじいちゃんが連れてきたキルル。

    おじいちゃんはキルルのことを忘れてしまったけど、ぼくはキルルとたくさん思い出を作りました。

    やがてキルルとの別れのときが来ますが、50年先、100年先に思いを巡らせたくなる物語の終わりでした。

    小学2年生に読み聞かせをしました。読み終えて子どもたちに、キルルにもう一度会いたい子は呼んでみようか!というと、『キルルーーッ!!!』って、クラス全員の大合唱になりました。反抗期に入っていたり、やんちゃな暴れん坊がいたりもする2年生がみんなキルルに夢中になっていたんですね。
    裏表紙のかわいいキルルに会わせてあげましたよ♪

    ちょっと切ないところもありましたが、夢があふれてすてきな一冊でした。

    投稿日:2011/06/17

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