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ふでばこのなかのキルル」 みんなの声

ふでばこのなかのキルル 作・絵:松成 真理子
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2010年09月
ISBN:9784592761433
評価スコア 4.54
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みんなの声 総数 25
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  • 50年たっても忘れませんように。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子10歳

    ぼくが見つけたへんてこな生き物・・・キルル。
    キルル キルル
    と、愛くるしく鳴く生き物は、
    わに?とかげ?
    あっ!小さな火をふいた。
    もしかして、りゅう?
    なんて可愛い生き物でしょう!
    ぼくでなくても、出会ってみたい!

    竜のことを知りたくて、図鑑で調べるぼく。
    そして、おじいちゃんにも相談。
    すると、意外なことが判明。

    それは、キルルとおじいちゃんの出会いまで逆戻ります。
    困っていたおじいちゃんを助けてくれたキルル。
    そこで交わした約束。
    おじいちゃんは、ずっと長い間忘れていました。
    ぼくに見せられた時だって、「とかげじゃろ」って・・・
    (それはないでしょう!?)と、何度も読んだ私も、
    キルル同様悲しくなりました。

    でも、おじいちゃんは思い出しました。
    おじいちゃんの流した涙の粒・・・水晶みたいなまるい珠をかかえて、
    ぼくとおじいちゃんの前からキルルは旅立っていく。

    いつまでも、一緒にいたいのに・・・
    ぼくと同じ気持ちでした。

    でも、ぼくの手のひらから、キルルの言葉が伝わります。
    「家に帰りたい。」と言ったのでしょうか。
    それとも、「助けてくれてありがとう。」と言ったのでしょか?
    それは、ぼくとキルルしかわからない会話だったけど、
    きっと、心が通い合った瞬間だったのでしょう。
    とても好きなシーンでした。
    羨ましいと思いました。

    素敵な出会いだけに、別れは悲しいもの。
    切ないおはなしですが、何度も何度も読んでみたいと思いました。

    投稿日:2011/06/09

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  • 小さな想い

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、男の子8歳

    不思議な小動物?
    わに?とかげ?竜?
    それは、キルルと鳴いた愛くるしい生き物。

    おじいちゃんとの約束をひたすら待ち
    耐えていた…。
    なんともいじらしい。

    忘れていたおじいちゃんが流した涙の粒を拾うと
    旅だっていったキルル。

    ボクの心にずっと残るキルルは、
    きっと読者の心にも残るはず。

    幻想のような、真実のような
    霧に包まれた、なんとも心地よいお話です。

    投稿日:2011/05/25

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  • 切ない情感

    松成さんというと『じいじのさくら山』が真っ先に浮かびますが『まいごのどんぐり』もそうだったんだと、作品一覧を見て思いました。

    切ない情感をうまく作品に描かれる作家さんだなあと思います。

    息子も主人公の男の子同様に、男の子なので、とても親近感を持ちながら作品の中に入っていくのを感じました。

    最後が切ないけれど、ああこれでよかったんだとも思える終わり方で、一層胸に残ってくる感じがしました。

    もし、自分が子どもだったら、こんな風な筆箱が家にあったら、キルルが住んでいるかななんて空想してしまいそうです。

    投稿日:2011/03/07

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  • 不思議な生き物

    僕が見つけたへんてこな生き物。キルルと鳴くのでキルルと名前をつけました。
    おじいちゃんにもらったワラの筆箱に入れといたら、気に入ったみたい。
    わに?とかげ?図鑑を調べたら「りゅう」かも…。

    読んでいる方もドキドキしてきます。展開があるのかないのか分からない。
    僕が頼りにしているおじいちゃんも寝ているばかりで、何だかもどかしい。
    でも温かい絵と雰囲気、子供は惹かれるところがあるみたいです。ジッと隅々まで絵を見ていました。
    おじいちゃんの涙が珠みたいな水晶になったのも、羽が生えていなくなってしまったのも、スンナリ納得できたみたいです。

    出会いや別れの多い春に読みたい絵本です。

    投稿日:2011/01/23

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  • とってもきれいな物語

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    キルルという、りゅうのような形の小さい生き物が男の子のまえに現れたわけは。。。小さな火はふくけど、とってもかわいらしい生き物のキルル。でも、かわいいだけではありませんでした。
    おじいさんが過去のできごとを思いだしたことによって、キルルは生きる(生きてきた)喜びを得たようにみえて、うれしかったです。
    出会いがあれば別れもあり。それはせつないけれども、この出会いを覚えていれば、同じ出会いがまた未来にあるかもしれないという期待感を抱かせてくるお話です。
    絵本との出あいもそれに似ているなあとも思いました。
    この絵本も、年を老いたときにもう一度出あいたいような、そして、次の世代に届けたいような、そんな一冊になりました。

    投稿日:2011/01/11

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