「チュウチュウ通りのゆかいななかまたち 5番地 チャイブとしあわせのおかし」 みんなの声

いくら友達のことを想ってであろうとも、
強引に生き方を変えようとしてはいけないと思います・・・。
お金持ちや有名になることだけが幸せではありません。
チャイブは、小さなケーキ屋のパティシエという職業に生きがいを感じていたのですから。

生き方を、人に押し付けてはいけない。

この本を読んで、そういう感想を持ちましたが、
わが子にはこれからも色々と口出ししてしまいそうです・・・。
でぶっちょとか、退屈とか・・・言いたい放題の学友・ローリーと、私。
そう大して違わない気がしました。

好きなことをして、幸せを感じながら生きる素晴らしさを、
チャイブを通して感じました。

私も、チャイブのような『好きな生き方』をして、
自分と周りの人たちを幸せな気持ちにさせたいです。

ケーキ屋のチャイブは、友人の影響で、自分も人生を変えようとします。が、散々な目に会うばかりで、失敗続き。
でも、そのおかげで、自分がケーキ屋の仕事をどんなに好きか、そして町のみんなに必要とされていることに気づきます。
変わることも素晴らしいけど、変わらない勇気も大切ですよね。チャイブはそれに気づき、友人デイジーも自分の原点に戻る決意をしました。
子供にも大人にも、大切なことを改めて教えてくれたお話だったと思います。

そして、チュウチュウスペシャル！どうやってそんな凄いケーキが作れるのか気になります！笑。美味しくて楽しいケーキが作れるチャイブはケーキ屋が間違いなく天職ですね。

「成功」とはなんでしょうということを、考えさせられるストーリーでした。
好きなことを見つけて、毎日、その好きなことに打ち込める人ほど幸せな人はいないのではないでしょうか。

この歳になっても、まだ「私の好きなことってなんだろう」とか「どんな仕事が自分には向いているのだろう」などと悩むことがある私にとって、チャイブはキラキラ輝いて見えました。

自分の仕事と誰かの仕事、生き方を比べてしまったら、急にみじめになったり、うらやましくなったり、、、。きっとチャイブもそんな気持ちかもしれません。でも、自分にしか出来ない仕事、自分を求めてくれる人々がいることを忘れないで、自分の仕事に誇りをもつって大切だなと思いました。みんなを幸せにするケーキ！で、きっとチャイブも幸せな気持ちで仕事できるとおもいます。そうして幸せな気持ちが伝染していくんだなと思いました。食べてみたいので、幸せのおすそわけしてほしい！

チュウチュウ通りのゆかいななかまたちシリーズ、
ケーキ屋さんのチャイブの物語です。
１０作ある中でも私の好きな物語の一つです。

ちっともかわってない、たいくつな・・・
こんな人生でよいのだろうか、
チャイブの悩みに共感を覚える親の読者は多いのではないでしょうか。
チャイブが再びケーキ屋に立ち、古い友人をむかえる・・・
描かれる素敵な時間。嬉しい結末でした。
仕事が好きだと再認識してからの日常は
変わらないけれど、きっと数段素敵になったでしょう。
最後に友人に差し出す不思議なケーキも、
物語のその後を想像してしまう余韻となっています。
どんなケーキかな？思わず心の中で食べてしまいます。
ゆかいで、きっとずっとずっと幸せに続くチャイブの人生。
その象徴みたいなケーキ。

大人のほうに響く物語かもしれません。
子どもの本だと侮らないでぜひ手に取っていただきたいです。

毎日おいしいおいしいお菓子をやく主人公。

でも、ある日、スターになっている友人に再開して、自分の立場や幸せについてふと考えてしまいます。

でも、最後はほのぼのしていて良かったです。

自分の幸せって何だろうとか、今の幸せに満足してみようと、思える作品でした。

チャイブと今の自分をだぶらせて読んでしまいました。
なぜなら、昔の同僚が第一線で活躍しているようすを聞くたびに、「あの時仕事を辞めていなければ自分は今頃どうしていたかな？」と考えることがあるからです。
そして、子育てや親の看病、最近はボランティアなど、自分のやりたいことをかなえている幸せな人生だということを再確認しました。
チュウチュウ通りのみんなが私に人生のあり方を教示してくれる奥深い絵本です。

本当は4歳の長女に、、、と読み始めたコチラのシリーズ。
このシリーズの中でもわたしの一押しはこの5丁目です。

チャイブはお菓子作りが大好きで、チャイブの作るお菓子やケーキをチュウチュウ通りのみーーんなも大好き。なのに、久しぶりの友人たちの活躍、輝いて”見える”姿に、少し自分がちっぽけに感じて・・・

チャイブの他の仕事を探す行動は、最終的には無駄だったかもしれませんが、他のことをしてみたからこそ、大切なことが見えたのですね。
隣の芝が青々とみえるのは、人間もねずみも、大差ないようですｗ

　シリーズ5作目、ケーキ屋のチャイブのお話。おいしいケーキのお話かな、と思ったら、、、。

　社会人になって、友達ははなやかに成功しているのに、自分はずっと変わらない、、、。チャイブは落ち込んでしまいます。　　
　そんなチャイブが、自信をとりもどしていく様子にジーンときました。みんなが、チャイブのケーキを待っているんです。

　このお話は、子どもより大人の心にしみこんでいきそう。
　誰かとくらべることなんて、しなくてもいいんですよね。
　
　読みやすい文章はもちろん、いきいきした挿絵も、こまかいところまで楽しめます。

チュウチュウ通り5冊目　何年もおかし屋を開いているチャイブのお話です。

この本を読み終え感じたことは、チュウチュウ通りシリーズの幸せの源は「登場人物のみんなが今の幸せに満足している」ということなのかな、と思いました。（3番地のフィーフィーはちょっと違うかな、、？）

今の状態に満足せず常に上を目指すことは立派なことですが、現状の生活を楽しみ満足しているのはもっと素敵なことかも、と思いました。
有名になることやお金持ちになることを目標にせず、自分がいかに幸せと思える生活を手に入れることがゴールなんですね。