絵本ナビで紹介されていて、表紙絵とタイトルがインパクト大ですごーく気になっていた絵本でした。
はみ出さんばかりに描かれたライオンの顔。
ページをめくってビックリ!
表紙絵のインパクトが最後までそのまま続いていくんです。
気高い百獣の王ライオンが、様々な表情(最後にはうがい姿まで)見せてくれる面白さ、子どもも大人も釘付けになることでしょう。
このライオンは「ライオンのライオンらしさ」を真剣に考え、向き合っています。(笑っちゃうでしょ。)
動物園の檻の外のお客さんに、どういう姿を見せるべきか。
「がおー」と力を込めて吠えてみたり、時にはすってんころりんと転んでみたり。。。
真剣なその姿を滑稽に面白く感じるけれど、百獣の王を背負ったライオンのせつなさも感じ。。。
ライオンらしさとは? 自分らしさとは?
他人から自分がどんなふうに見られるのか。考えると・・・
う〜ん、じつは深い気がします。
3歳頃の小さい子〜大人まで、年齢によってまた違った味わい方が出来る絵本だと思いました。
愛らしいライオンくんの絵本、ぜひ手にとってみてください♪