「ちいさなかがくのとも」は、実際にやってみると、おもしろさが倍増する、という本が多いですね。この本も、そんな1冊です。
娘も、公園や森に行くたびに、まつぼっくりを拾い集めてきます。まつぼっくりで、こんなにいろんなことができるんだよ、とわかったら、もっともっと楽しくなるだろうな、と思い、本を手渡す前から、親の私のほうがなんだかわくわくしていました。ところが・・・しょんぼりまつぼっくりまでは成功し、娘も朝1番に、洗面所に行くなり、「わあい!しょんぼりまつぼっくりになったぁ!」と、大はしゃぎだったのですが、近くの森に落ちているまつぼっくりはどれも、長さ30センチもあるものばかり!(こっちのほうが、びっくりまつぼっくり?!) 「びっくり びんづめ まつぼっくり」にするための大瓶は見つからず、ここで断念。そのまま放っておいたら、「はりきりまつぼっくり」に戻っていました。小さなまつぼっくり、どこかに落ちてないかな?
【事務局注:このレビューは、「びっくりまつぼっくり」ちいさなかがくのとも 2006年11月号 に寄せられたものです。】