絵本の紹介で知って、偶然見つけたのでとりあえず購入。
独特のタッチの線が細くてお洒落なイラストがとても素敵です。でも、何より輪ゴムを伸ばしてどんどん広がっていく世界が画かれるそのストーリーの素敵なこと!!
ありえないけれど、もしよく伸びる輪ゴムががあったら、ひょっとしたらありえるかもと思わせる、現実と空想のギリギリの設定が本当に秀逸です。やっぱり、多少はもしかしたら・・・という要素がないと空想は広がりにくいですもんね。
2歳になったばかりの息子もこの本は好きでした。輪ゴムが伸びるという現実をわかっているとは思えませんが充分楽しんでました。
イラストの世界観だけでも楽しめるし、ストーリーが理解できればまた楽しめて、と長く読み聞かせられる気がします。
個人的には、主人公のぼうやの子供部屋がいかにも海外!という感じの可愛らしい雰囲気で素敵だなあと思いました。あの壁紙、うちにも欲しいなあ。