私が感想を書く前には109人ものナビの方の感想が載っていました。
それだけ、人の心を動かす本であると思うし、歴史のある本なのですね〜。まず、この人数の感想を見ただけで、感動!
さて、多くの方がこの絵本に魅入られているように、私もすっかりファンになりました。そして、今まで手に取らなかったことを後悔しました。
この絵本を読むと、つくづく人間という生き物の利己主義的なところが目について、いやになります。
それに比べて、自然の一部である「リンゴの木」の愛情の深さの素晴らしいこと!これこそが本当の「何の見返りも求めない、無償の愛」なのでしょうね。
今は母親だって、なかなか難しい「愛情」の示し方でした。2人の母として、「リンゴの木」を尊敬してしまいます。
私が図書館から借りてきた本書は1979年の7刷だったのですが、この絵本の中で一つ、気になって仕方がなかったのは、「リンゴの木」に僕が彫った名前のところ!!
なにも「たろうのき」って、書かなくっても…(;;)。もし原書に何らかしかのサインがあったとしたら、そのままの状態で、ここには日本語訳で、勝手に僕の名前を当て字になんかして欲しくなかったです。
もっと最新版のは、どうなっているんでしょうか?
ちょっと気になりました。