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おおきな木」 みんなの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだ きんいちろう
出版社:篠崎書林
税込価格:\1,218
発行日:1976年
ISBN:9784784101481
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,488
みんなの声 総数 146
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146件見つかりました

  • この子の笑顔を守りたい

    どんなに疲れていたって、思い通りにいかなくたって、この子さえ笑顔でいてくれれば、それだけで幸せ・・・
    そう思わせてくれる一冊です。
    育児に疲れて自信を失ったとき、そっとこの本の扉を開いてください。
    自分のなかにある「子供を愛する気持ち」を再認識できます。

    投稿日:2006/11/10

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  • やさしいね。

    • はぐぶ〜さん
    • 30代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子10歳、女の子8歳、女の子2歳

    おおきな木は、さぁぼうや、といつまでも優しく声をかけ、木の、実も枝も幹もすべてぼうやのために差し出します。

    読み進めながら、うわ〜・・・なんかずっしりくるな、小学生の娘達はどんな気持ちでいるかな?と思いながらラストを読みました。

    ラストがほっとできたので、明るく「どうだった?」と聞いてみたら「木は、やさしいね。やさしすぎるんだよね。」なんて言っていました。

    優しすぎるほど優しい母に、実はなってみたいな、と母の視点で読んでしまいました。

    投稿日:2006/11/10

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  • 愛情の深さに気づく本

    男の子が小さい頃仲良しだった、おおきな木。
    男の子は少年になり、少年は大人に・・・。

    年とともに彼の要求は変わっていくけれども、温かく見守るおおきな木は
    受け入れ、提案し、自分を差し出したりもする。

    長女は、これを読み終えて、ふう〜 とため息をつき
    「感動した・・・」 と静かに言った。
    「木は優しいんだね、男の子が大好きだから、優しいんだね」

    シンプルな絵と、シンプルな文章。
    さもすれば、大人向けかな?

    大きな木は、母の愛情を、そのまま映している気もした。
    長女にも、少しは伝わったのだろうか?

    あなたにも、この木のように 見守っている 父と母がいることを。

    投稿日:2006/10/02

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  • ずっしりと心に残る本

    • もぞもぞさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 女の子3歳、女の子0歳

    与える木とすべて持っていってしまう男の子。最後に木は何もなくなってしまうのですが、年老いた男の子は木のもとに帰ってくるのです。
    もし途中で、木が「いい加減にしなさい」、といって男の子の願いを無視したら…。男の子は木のものに帰ってきただろうか、木は「あのとき与えていれば…」と後悔しただろうか、などなど、考えてしまいます。

    今はモノがあふれていて、お金を出しさえすれば子どもの欲しいものは何でも買ってあげられます。自分の物欲は押さえないで、子どもが欲しいというものをどこまで我慢させるか、自分でも矛盾しているな、と反省しきり。

    誰が悪くて誰が正しいのか、と白黒つかないところがまた心に残る本なのです。

    投稿日:2006/09/24

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  • 親心ですね

    親とは子供の喜ぶ顔が見たくて、がんばってしまうことってありますよね。今自分が親になって初めて解る親心、それと同時に自分の親に対して私の両親もきっとそうだった(今でもそう)なのだろうと気づき、両親に感謝を覚える一冊でした。読み聞かせをしていて子供も一緒に聞いていた夫も読んでいる私もそれぞれの思いでシーンとしてしまいました。この本を読み聞かせた翌日、他の事ででしたが、息子が「ぼくもおとうさんになったらこうしてあげるのね」と言った言葉がとても印象的でした。本の感想を聞いた訳ではありませんが何か感じたのでしょうね。見事に大人コースの絵本ですね。

    投稿日:2006/08/28

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  • 今だから理解できる。

    10代の頃,初めて読みました。そして,最近我が子のために購入。今読無から理解できたことを感じて、本とは読むときの自分の立場で心に留まるものが違うものだなあと、あらためて感じます。娘たちも成長していく過程で、何度も手に取って、その時その時の自分に当てはめて、何かを感じていけるよう、大事にそばにおいておきたい1冊です。

    投稿日:2006/07/23

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  • 深く深く考えさせられる本でした

    • 雪子さん
    • 20代
    • その他の方
    • 長崎県

    最近、新聞でこのサイトの存在を知り、今日さっそく紹介されていた絵本を探しに出掛けました。そして見つけたのがこの本です。1度目に読んだ時は切なさを、2度目に読んだ時は感動を、そして3度目に読んだ時は暖かさを感じることの出来た絵本でした。これまで様々な絵本に出会いましたが、今はこの本がナンバー1です☆
    私は現在学生で、子供と接する機会もほとんどなく、子供がこの絵本に対してどのような反応をするのか全く想像できませんが、将来子供ができた時に是非読んで聞かせたい絵本となりました。子供にとっては難しいのかもしれませんが、子供ならではの感受性で必ず何かを感じとってくれることでしょう。

    投稿日:2006/07/18

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  • ホントの幸せ

    • コルクさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    大好きな少年のために自らを与え続ける木と、自分の欲のために求め続ける少年。
    何だかどちらも悲しいな、と。物じゃなくて、そばにいられることが本当の幸せだって気付かされました。
    子供と大人では感じ方が違うと思いますが、小さいときに読んでおいて、大きくなってからもう一度この本の意味と向き合えたとき、また新しい感動と出会えるのではないかと思います☆
    英語の授業で教材として使われたのが、この作品との出会いでした。なので最初に読んだのは原文です。訳していて涙が出ました。
    原文も基礎の文法しか使われていないので、小5、6から自分で読めるのではないかな?と思います。

    投稿日:2006/06/26

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  • 与え続ける愛

    • ほんともさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子2歳、女の子0歳

    1本のりんごの木が、1人の人間に限りない愛を捧げるお話。白黒のシンプルな挿絵に、短い文言が数行。本にも「3才から老人までの絵本」と書いてありますが、まさにその通り。読む人で、受け取り方が何通りとある一冊です。

    りんごの木に見守られ、成長していったちびっこ。月日は流れ、ちびっこは大人になる。その子がお金が欲しいと言えば、りんごを売るように言った。家が欲しいと言った時は、枝を切り家を建てることを提案した。幹を切り倒して舟を作ると行ってしまっても、木はそれで嬉しかった。「だけど、それは本当かな」。自分の持っているもの、全てを与える。限りない、ただただ相手に尽くす愛。与え続ける愛の形について、考えさせられました。

    投稿日:2006/06/24

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  • いつかまた・・

     3歳半孫娘が、昨晩のお泊り、お休み絵本の10数冊目に奥の方から引っ張り出したのが、緑の表紙の「木」の絵本だというこの本でした。
     驚きでもあり、うれしくもなりました。
     前半の単純な繰り返し部分はもとより、後半の文章部分になっても静かに聞き入っていました。
     今、この本の何に惹かれ、何を思うのか、理解するのは難しいところですが、いつかまた引っ張り出して、新たな発見を重ねてくれるといいなと思います。
     今回、彼女が拘ったページは、木の陰に足が4本並び、ハートマークが2つにと、ちびっこが青年なったところです。

    投稿日:2006/06/06

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