公園の片隅で泣いているボタンちゃん。
トッキ―さんっていう子のカーディガンについていたんです。
このカーディガンは、お母さんのお手製で、ボタンちゃんは、トッキ―さんに選ばれたことを誇らしく思っていたようです。
さて、ボタンちゃんは泣いてばかりいません。
トッキ―さんを捜しにいきます。
途中、違う女の子に拾われて、ハラハラしましたが、・・・・・・。
ものにも気持ちが宿っているっていう事を教えてくれるお話でした。
これを読んで、自分の持ち物をより大切にしてくれる子が増えるといいなぁ〜。
今や、洋服もニットも既製品が多い世の中ですが、私が幼い頃は、お手製の洋服が多かったです。
あれこれ母が縫ってくれても、お気に入りばかり日を開けず来ていましたね。
そんな時代が懐かしく思い出される作品です。