つちがえるくんとあまがえるくんが、同時に珍しいひもを見つけます。
「ぼくのだー!はなせー!」
「ぼくのだよー!つちがえるくんこそはなせー!」
と、ひもの取り合いに。
そこへあかがえるくんがやってきて一緒にひっぱりあいっこを始めます。
「よいしょ、よいしょ。」
ずるずる・・・「はなすもんかー!」
そうこうしているうちに、とのさまがえるくんがやってきて、
ひきがえるくんもやってきて、どんどんかえるが増えていって、
綱引き大会に。
単純な繰り返しに、テンポがよく読みやすい。
さて、結末は?
と、意外な展開にびっくりです。
まあ、勘がいい人はすぐわかったかもしれませんが。
子ども達には、きっと大うけすると思います。
裏表紙のつぶやきが、読み終わってからなら納得いきます。
「あ!今から読む人は、絶対裏を見ないように。」