新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

  • かわいい
  • 学べる
  • ためしよみ

ふしぎなやどや」 みんなの声

ふしぎなやどや 文:はせがわ せつこ
絵:いのうえようすけ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1990年06月15日
ISBN:9784834010398
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,461
みんなの声 総数 20
「ふしぎなやどや」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

20件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 三娘子

    たびあきんどの趙が、三娘子の宿で泊まった時に、不思議な光景を目にしました。朝食のそばもちを食べた途端、一人残らずロバにされてしまいました。三娘子が、ロバたちを裏庭に追い立てると、客のお金や荷物をすっかりせしめてしまったのを見た趙は、一月あまり立ってから三娘子の宿にやってきて、三娘子にそばもちを食べさせてロバにしてしまいました。今まで沢山の人をロバにした罰で、ロバを死ぬまで働かせようとした趙ですが4年の月日が流れると、老人が現れると「これは、いろいろ悪いことをしたが、おまえさんにかかって、随分長いこと苦労したようだ。もうこれくらいで、許してやってくださらんか」と、不思議な老人に助けられてロバの口から飛び出した三娘子は、深く老人に頭を下げるとどこかに走り去ってどこへいったのか誰にもわからないという中国の昔話でした。最後まで不思議な話でした。

    投稿日:2018/11/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 三娘子のふしぎな手箱が気になります。

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子18歳

    子どもの頃、このお話を子ども向けのラジオドラマで聞いて、とても怖ったのを覚えています。
    馬になってしまう美味しいソバもち(私が聞いた時はお饅頭だった気がします)って、いったいどんな味がしてるんだろう。とか、
    三娘子のふしぎな手箱に入っている小さな人たちの世界って、どうなっているんだろうとか、思ったものです。

    この絵本では中国に伝わるこの昔話を井上洋介さんの絵で力強く表現されていて、とても面白いです。
    文は長谷川摂子さんなので、声に出すと心地よい日本語になっています。
    こういう話に触れると、中国の術師や仙人といわれていた人たちは、ほんとにすごい力を持っていたんだろうな〜と、思わずにはいられません。

    投稿日:2018/05/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 中国のお話

    7歳9歳の娘たちに読みました。

    一人の男が宿屋に泊り、おかみさんがしている不思議な光景を見ます。それを見ていなかったお客たちはなんと、みんな朝食のお餅を食べてロバに姿を変えられてしまうんです。そこでその一人の男は反撃開始に。とっても面白いお話です。スカッとしますよ!

    投稿日:2017/08/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • ふしぎなお話

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    泊まった客をロバに変えてしまうおかみさんのいる宿屋のお話です。主人公の男が、その様子を目撃してしまいますが、ある作戦を決行するために、もう一度その宿屋に泊まります。そして・・・。
    よく考えるととっても怖いお話なのですが、どことなくおかしいのは、絵のとぼけた雰囲気なのでしょうか。宿屋のおかみさんが可愛らしくて茶目っ気のある感じです。中国っぽい感じも出ていると思います。終わり方も、驚かしてくれます。
    とてもおもしろい絵本だと思います。

    投稿日:2017/04/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • 深い印象を残す絵本

     いのうえようすけさんの ゆらゆらとした絵が、「『ふしぎなやどや』のお話の不思議な感じをよく表していると思いました。そして、町のざわめきや一癖ありそうな宿屋の客たちの雰囲気、宿屋の女主人の奇妙な様子が絵本の中からこちらに迫ってくるようでした。

     夜中、女主人、三娘子が繰り広げる妖しい不思議な出来事。私も主人公と一緒に そっと覗き見ているようで、ドキドキしてきました。勧善懲悪的なお話ではあるのですが、最後、三娘子は悔いるわけでも謝るわけでもなく、走って逃げていきます。読後、なんだか ぽかんとしてしまいました。こういうのは大陸的なのかしら?走り去る三娘子の表情がちょっと恥ずかしそうな感じで面白いです。

     子どもの心に深い印象を残す絵本だと思います。

    投稿日:2017/01/31

    参考になりました
    感謝
    0
  • 図書館で、とある絵本を探している時に、『ふしぎなやどや』という題名に興味をおぼえ手に取ってみると、いのうえようすけさんの絵がとても魅力的だったので、借りてきました。

    本を読んでみると、昔、故夏目雅子さんが三蔵法師訳で、堺正章さんが孫悟空役、主題歌はゴダイゴが歌っていたドラマ「西遊記」を思い出しました。彼らの旅も、よくこの本にあるような宿とかで妖女に出くわし、苦しめられることが多々ありました。

    絵本の中の三娘子、とても美人ですね。そしてよく働くとなれば、たしかにみんな泊まりますよね。でも、ロバに変えられてしまうとは! 怖い怖い。中国の昔話をたまに読んでみるのもなかなかいいですね。

    投稿日:2015/11/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 不思議な絵本

    中国の昔話ですが、井上洋介さんが描くと本当に不思議な世界にアレンジされています。
    泊まり客をロバにしてしまうやまんばのような宿屋の女主人の三娘子でしたが、名前からして意味ありげに思いました。
    三娘子の妖術を逆手にとって、本人をロバにしてしまった趙の活躍でしたが、四年の旅を続けたところで現れた謎の老人に、再び三娘子は人間の姿に戻ってしまいました。
    改心できたのかどうか良くわからないところが、無気味な余韻を残しました。

    投稿日:2014/02/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 昔話らしい

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子11歳、女の子7歳

    絵本を手に取る時に好みのタイプの絵かどうかで決めがちですが、こういうタイプの本もどんどん読んでいきたいと思いました。昔話にはぴったりな絵であると思います。こういう本は娘も敬遠しがちですが、読み聞かせ後も色々想像して熱く語っていました。

    投稿日:2013/06/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 荒唐無稽で楽しい

    三娘子が水をくちにふくんで、ぷーっと木の人形と牛にかけると
    動き出すなんて。土間をたがやしてソバを作るなんて。
    読んでいるだけでもわくわくしてしまいます。
    実際にはそのソバ粉で作ったソバもちを食べた旅人達が
    ロバに変えられてしまうという恐ろしい話ではあるのですが、
    でもその恐ろしさも含めて、荒唐無稽で楽しいなあって思いました。
    なんとなくこの物語を知っている気がするので、昔、私は
    どこかで読んだことがあるのかもしれません。
    娘は、たぶん「こういうのって怖いなあ」って思いながら聴いて
    いたかもしれません。挿絵自体が、娘がわりと苦手に感じそうな
    雰囲気ですし(でもこの挿絵だから気分も盛り上がっていいなと
    私は思う)。

    こんなおもしろい場面に出逢えるかもしれない・・と思うと
    中国を旅してみたくなります。

    投稿日:2012/04/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • ミステリアス!

    井上洋介さんのイラストがとっても良く合っているなと思うミステリアスな展開の中国のお話。
    スリリングでドキドキ・・・しかも滑稽でシュールな感じが好みなんですが
    娘にはちょっと怖かったようです。
    そうですよね〜手厚くもてなされたかとおもいきや
    旅人をロバに変えてしまって金目のものはすべて奪い
    ロバたちは売り払ってしまうという 血も涙もない宿屋のおかみ。
    でもちゃーんとその報いはあるんですよね。
    痛快で楽しかったです。

    投稿日:2012/04/04

    参考になりました
    感謝
    0

20件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

どうぞのいす / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / キャベツくん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

みんなの声(20人)

絵本の評価(4.71)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット