『おっと合点承知助』や、『何か用か九日十日』などのことば遊びを、おじいちゃんと忍者ごっこをしながら連発する男の子。
3歳の娘には、『合点っていうのは・・・』と、解説しながらの読み聞かせが必要でしたが、それでも、語呂のよさか、この絵本に登場した言葉を覚えて楽しんでいます。
日本語って、不思議だなぁ・・・と、ふと思ってしまいました。
KYなどの略語が流行っている昨今。
よくテレビで、『日本語の乱れが云々・・・』と専門家が言っていたりもしますが、たぶんこの『おっと合点・・・』も、当時の流行語にすぎなかったんではないのかな?と、ふと思いました。
100年後には、『KY』の絵本も出ていたりして・・・(笑)
言葉は生き物。
なんにせよ、こんなふうなリズミカルな日本語の面白さを、子供達に伝えるのには、とてもいい絵本だと思います。