小さくても、勇気と知恵と協力とで困難を乗り越えるスイミー達の姿は感動的です。
貼り絵と型押しで表現したダイナミックな絵が素敵です。
この作品を、教科書ではじめて知る子どもも多いことでしょう。
仕方のない事なのですが、教科書では、文字がないところは、
カットされてしまう場面もあります。
それが、海の中のすてきなシーンだったりするので、哀しい気持ちになります。
小学校に入る前に、是非、
絵本の世界を先に体験させてあげたい作品の代表です。
ちなみに、私は授業の導入として、必ず絵本を先に読んでいました。
無駄な事のようですが、かえって子ども達も、内容把握がしやすいようですよ。
就学前のお子さんたちには、教科書に出てくる絵本やお話も、読んであげてくださ〜い。
幼児も、小学生も、喜んで取り組むのが、
スイミーのクライマックスの場面を大きな紙に描いてみること。
小さな魚のスタンプを消しゴムを削ってつくり、
ペタンペタンとはんこを押して、大きな魚の絵を描きます。
バックは自由に・・・。
『ぼくが 目になろう!』の名ぜりふと共に、最後に黒いスタンプを!
すると、パチパチパチと子ども達から拍手が・・・!!
最後の一人を決めるのが大変なのですが・・・・。
家族で一枚仕上げても楽しいですよ。
我が家もむか〜し、近所の子仲良しグループでやりました。
一度お試しあれ。