形、色、動物が切り抜かれた造形から学べる絵本。初めて手に取ったとき、あまりのデザインの美しさと変化の楽しさに脱帽でした。まだ米国に来たばかりの頃で、とにかく仕掛けの面白さと色の鮮やかさに感心し、即購入したのを覚えています。
ちょっと時間がかかりますが、最初の「まる、さんかく、しかく」のところ、自分でも色画用紙を切り抜き、同じものを子どもたちと作ってみたりもしました。子どもは変化が大好き。ページをめくるたびに異なる形によって異なる動物が出来上がり楽しいです。この作品をきかっけにこの作者に興味を持つようになりました。
他に農場の動物編もありますが、わたしはこちらの作品の方が好き。本作品がこのシリーズ第1弾なので、それだけ衝撃的だったのだと思いますが。3歳ぐらいのお子さんからどうぞ。