「まねっこねこちゃん」 みんなの声

「へんてこライオン」シリーズが好きな子ども達に借りてきました。
娘、ネコが大好き。
大好きなネコが、色々に変身。
絵では、何にだってなれてしまうんですね。
単純だけど改めてそう思ったのは、３歳の息子の爆笑ぶり。
「へんてこ」よりもより単刀直入にわかりやすい一発の絵が、ウケたようです。
ネコに花。
しっぽが蛇に、木に。
おばけねこちゃんには「こわいよぉ」
娘は「おいしそうなパン」のページがお気に入り。
「ただのパンじゃなくて『おいしそう』なんだよね！」
私的には、「ひとやすみ」のページがあるのがなんとも新鮮でした！
ひとやすみ、ひつようですね、これだけおもしろ反応が続くと。
これからネコをみるたび、想像が広がりそうです。

公園のなか、町のなか、まねっこねこちゃんがおさんぽをします。
そして、であったものに次々に変身します。

くり返しのなか、似たようなフレーズは、耳に心地よく、また、その姿もなかなかユニークで、ついつい引き込まれてしまいます。
そして、ところどころにある『ちょっとねこちゃんひとやすみ』も、いろいろなスタイルを見せてくれます。
最初から最後まで、いろいろなパターンで、充分楽しませくれます。

リズムよく繰り返してはちょっと一休み。
緩急をつけて読むと楽しいですね。

なんでも真似するねこちゃんのお話。単にそれだけではありません。長新太ですから。
変身する部分が「？！」なのです。
ザリガニの真似はいいのですが、なぜそこにつける？！など、終始ツッコミも楽しかった。
そして最後はやっぱり「だから？？」で〆（笑）

まねっこねこちゃんがいろいろなものに変身します。

○○のそばをとおったら
ちょっとまねして　このとおり
まねっこねこちゃん　まほうつかい

と見開き２ページごとに次々に変身！
延々続くと思いきや、

ちょっと　ねこちゃん
ひとやすみ

したりします。
ここで子どもたちもくすっと笑って、ブレイク。

同じ言葉の繰り返しは子どもたちの心を捉え、
盛り上げていきます。

とても楽しい絵本ですが、実は私が一番好きなのは
表紙裏のねこちゃんが手をつないでいる絵です。
こんな壁紙（！）とかラッピングペーパーほしいなと
思ってしまいました。

古本屋さんで格安ＧＥＴしました♪

○○のそばをとおったら
ちょっとまねして　このとおり
まねっこねこちゃん　まほうつかい

歌のようなリズムが繰り返され、まほうつかいのねこちゃんが、見たものに変身してしまうというストーリー！

う〜ん！やっぱり、長新太さんワールド☆
部分的に変身するのがとてもユニークだし、時々ちょっとひとやすみするのが、いいんです〜♪

他愛ないナンセンスが心地よく、疲れてる時に効きます！
長めの本を読む時、間に、ただただ笑えるこんな絵本を入れてひとやすみするのもいいかも？！

なんだか、長さん、天国で、新作いっぱい作っていそうな気がしませんか〜？！
夕焼け空を見上げながら、ふと、そんなことを感じてしまう絵本でした。

遊びに行った幼稚園の先生に勧められて手に取った絵本です。
同じリズムが繰り返されるので、何度か読むとそのフレーズだけは子供も一緒に言います。
次は？次は？と子供が次のページを見たがります。
少しずつ変化をつけて繰り返すというお話は子供が受け入れやすいように思いました。

○○のそばをとおったら
ちょっとまねして このとおり
まねっこねこちゃん まほうつかい

これの繰り返しですが、途中で「ひとやすみ」が入るところも面白かったです。
子どもは滑り台になるところと、月になったところがお気に入りです。
私はお母さんやお父さんになったねこ。
特徴を捉えていて笑えました。

　○○の　そばをとおったら　
　ちょっと　まねして　このとおり
　まねっこねこちゃん　まほうつかい
こんな調子で文は続いていきます。
見るものに変身できるのです。
いろんな物になって、ひとやすみし、また行く。
いったいどこまで行くんだろう？
素敵な魔法使いのねこちゃん。夢があっていいと思います。
次はなんだろう？と考えながら見れたので、楽しかったです。

娘に長新太さんの絵本を今までたくさん読んできましたがこの絵本が一番面白がってました。なんでもまねっこするねこちゃんのお話なのですが言葉のリズムが楽しかったのかも。延々とまねっこするので娘も台詞を覚えて最後の方は一緒になってまねっこねこちゃん♪と一緒に歌のように言ってました。

長女が幼稚園から借りてきました。
最初読んでの印象は「へんてこライオン」のテイストみたいと思いました。

まねっこねこちゃんは、そばにあるものにまねて変身します。
「まねっこねこちゃんまほうつかい」
と繰り返しも多く、子供が進んで声に出して読んでいます。
読んでいるうちにまねっこねこちゃんがだんだんかわいらしく見えてくるので不思議です。本当に、まねっこねこちゃんがいたらかわいいだろうなあ。
変身の仕方も面白く、時々ひとやすみするところもいいと思います。
最後は「さようなら」と去っていくのですが、ストーリーとして完結したようなしていないようなところが少々気になりますが、長新太さんワールドが炸裂しているなあと感じました。

あまり有名な本ではないのでしょうが、我が家では忘れられない１冊になりそうです。