最近自分で絵本を読むようになってきた
息子からすすめられて読みました。
ヤマネ君とクマさんは大の仲良しです。
あたたかい、思いやりに溢れたお話です。
ふゆじたくのお店が開店し、みんな欲しい商品を買うために
お金の代わりのドングリを集めます。
みんな自分の欲しいものをGETしますが
ヤマネ君とクマさんは自分の欲しいものではなく、
仲良しのお友達へプレゼントをするためにドングリを集めています。
ヤマネ君はドングリ集めが得意なようで、どんどん集めます。
クマさんはゆっくり集めます。
息子はヤマネくんのファンらしいです。
ヤマネ君がクマさんにこっそりドングリをあげるページで
「やさしいでしょ?ヤマネがあげたんだよ!見て!」と
笑顔で教えてくれました。
自分の冬眠のことよりも、お友達の喜ぶ顔を見るために頑張った2人。
お互いに同じ気持ちだったなんてなんて幸せ者なんでしょう!
大切な人が喜ぶ顔を見ることで、彼らは満たされたんですね。
主人公の2人はもちろんですが、
お店のリスも、森のモグラやカエルやアナグマも友達思いの優しい子です。
きっとみんなあたたかく冬を過ごせたでしょう。
読んでいるこちらもあたたかい気持になります。
絵も優しくてすごくかわいらしいです。