少し絵が古風だな、と思ったら、初版は1977年。
でも子どものワクワク感を刺激するシチュエーションは色あせません。
まりちゃんが小川のそばで、笹舟に乗った手紙、3時のお茶への招待状を受け取ります。
差出人は、「みどりのみどり」?
でも、ケーキがあるということで、まりちゃんは手紙の地図に従って、
でかけます。
途中いろいろな友だちに出会い、みんなで一緒に行く様は素敵な行列です。
ミステリアスな展開と、意外な差出人。
そして、肝心のケーキは・・・?
なるほどね。
途中から大人だったら何となく展開が読めますが、
やはり子どもにとっては魅力的なストーリー展開。
私にとっては「3時のおやつ」という言葉がとてもノスタルジックに
思えました。
子どもの頃、女の子の間で大人気だった「ママレンジ」で焼いたホットケーキを思い出しました。