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半日村」 みんなの声

半日村 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1980年
ISBN:9784265909360
評価スコア 4.86
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  • 考えるということ

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

    高い山がある為に、半日しか日があたらず、冷え冷えとした村・・・半日村。
    『山は山さ。うごかせやしねえ。…あきらめるよりしかたがねえさ』と、村の誰もが思っている。
    そんな時、一平という一人の子どもが、山を湖に埋めてしまおうと、たった一人で毎日毎日。
    山のてっぺんまで登っては、土を袋に入れて湖に運ぶという作業を繰り返した。
    はじめは、馬鹿にしていた村人達も、次第に・・・。

    不可能を可能に変えたものは何だったのか?
    一つは、継続の力。何年も何十年もかけての積み重ね。
    二つ目には、みんなの力。一人では出来ない事も協力し合う実行力。
    そして、もう一つは「どうせだめだ」とあきらめず、
    何かいい方法はないかと考える力。
    大人達が絶望してあきらめている中、
    一平は子どもながらに必死で考える・・・何か方法はないかと・・・。
    そして、自分の考えを信じて行動した。
    一平のように、ピンチの時こそ、「自分の力で考える」ことをもっと大切にしたいと思う。

    投稿日:2006/11/23

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  • いまだに強烈な印象が…

    小学校の授業で、先生がこの絵本を読んでくれたことが今でも忘れられません。
    小さな力でも、みんなで力を合わせれば、大きなことを成し遂げられる…
    絵がこの絵本の内容によくマッチしていて、絵本の世界にぐんぐん引き込まれます。山を削って日を当たるようにするだなんて、無理!だとは思えない、もしかしたら、本当にそんなことができるかもしれない!!と子ども心に勇気を与えてくれる、そんな絵本です。

    投稿日:2006/10/20

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  • 地道な努力で夢をかなえる。

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    一日のうちの半日しか日が当たらないために、長年貧しい生活を強いられている村がありました。豊かになるためには、どうしたらよいのでしょうか。そこで一人の少年が、名案を考えました。
    しかし、それは途方もなく長い年月と、労力を必要とする果てしない方法でした。誰だって、そんなこと無理だと言って笑うでしょう。
    しかし、この少年は本気だったのです。本気で何かを成し遂げようとすれば、夢はいつか必ずかなうのだという希望が、この本を読むと沸いてきます。
    地味だけれども、読んだ後になんだか胸が熱くなってきます。
    そして、読んだ者に、夢を与えてくれる大好きな絵本です。

    投稿日:2005/03/08

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  • 自ら動く姿勢

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    世の中には批判はすれど自らは動かない人がたくさんいま
    す。
    一平が不平を言うのではなく、自ら行動で示した解決策。
    子どもならではの発想ですが、
    その純真さに人を共感させる力があったのでしょう。
    しかも、皆が無理をせず、できる時にできる労力を出し合って
    目標を達成しています。

    一平のような一歩を積み重ねたいものです。
    そんな思いを込めて、おすすめしたい絵本です。

    投稿日:2005/03/07

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  • 新鮮な感動

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳

    長男が大型絵本を借りてきて読んでくれました。(わざわざ主人が早く帰宅する日を待って、全員そろっている時に)ちょうど、てれび絵本でも放映されましたね?!

    「モチモチの木」「花さき山」「八郎」ほど有名ではないけれど、とても感動しました。

    半日しか日が当たらない半日村を、村人総出で、何十年もかけて一日村に変えてしまう、というスケールの大きなお話。
    でも、どうやって?!
    一平という少年が、始めた方法は・・・???

    小さな力でも、みんなの力を合わせれば何だってできちゃうんだぞ!こつこつ努力すれば、いつかは実がなるんだぞ!!ということを、証明してくれるすばらしい絵本です。
    このコンビのお話は、悲しくせつないものが多いので、こういうサクセスストーリーは新鮮でした。

    大型絵本で味わうきり絵は、また格別でした。

    投稿日:2004/12/17

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  • みんなの力・・・

     文・斎藤隆介、絵・滝平二郎さんのコンビは、「花さき山」「モチモチの木」「ソメコとオニ」と、とてもよい作品が揃っています。図書館で、この「半日村」を見つけたとき、迷わず手にしました。

     読み終えた今、みんなの力が1つになった時の、大きさを改めて知ることが出来ました。
    半日しか日の当らない、半日村。
    高い山を低い山に変える第一歩を踏み出した人は、滑稽に思われたことだと思う。でも、次に続く人がいて、次々と力が合わさっていけば、不可能を可能にかえることが出来るんだなと思った。
    とても、良いお話だと感動した。

    投稿日:2004/08/27

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  • 滝平次郎さんの切り絵が魅力的

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子3歳

    斉藤隆介さんと滝平二郎さんのゴールデンコンビ。リズミカルな文章も切り絵も魅力的な本です。半日村のうら寂しさ、一日村の明るさが伝わってきます。また、考え込んでいる主人公の一平、楽しそうな、心配そうな顔、まんぞく顔、どの人間も生き生きと描かれています。

    「なかまはずれになりたくないから、つきあいがわるいようなきがして」山に登り始めたといういきさつはあまりに日本的で好きではないけれど、村人がみんなで何十年もかけて山を半分にしてしまうなんて、なんて壮大な話なのでしょう。その始めの一歩を踏み出したのは一平です。始めの一歩がなかったら、半日村はいつまでたっても一日村にはなれなかったのですね。こんな勇気を出せる人間になりたいものです。

    投稿日:2004/02/07

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  • 絵本版プロジェクトX

    • ジョバンニさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子5歳、女の子1歳

    ”半日村”その名のとおり、半日しか日が当たらない村の話です。背後に高い山があり、昼を過ぎないと日がささない。そんな村ですから、米の収穫も少なく村人は元気がない。村人は皆、悪い村に生まれたと思って諦めている。そんな時、一人の少年が袋をかついで山の上に登り、土を袋に集め降りてきた。
    菊池寛の”恩讐の彼方に”に匹敵する「継続は力なり」を証明したお話です。
    絵本版プロジェクトXですね。感動ものです。

    投稿日:2003/10/07

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