うさぎたちのにわ」 みんなの声

うさぎたちのにわ 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1979年
ISBN:9784769020103
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,847
みんなの声 総数 29
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29件見つかりました

  • よく分からない

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子5歳、男の子3歳

    レオニの絵本は、深すぎるほどのメッセージ性が売りだと思うのですが、個人的にはこれは、何が伝えたいのかイマイチ理解し難い内容でした。

    年寄りうさぎの言いつけを守らなかった2匹のうさぎ。
    そんなうさぎたちを(悪く言えば)そそのかした、へび・・・。

    2匹のうさぎが、へびの大きな口に飛び込んでしまったときは、騙されているんじゃないかと心配になりましたが、結果的には助けてくれたんですね。

    可愛い子には旅をさせよということなのか?でもへびがいい奴だったからいいけど、騙されちゃう可能性はあるよねぇ。そして結局年寄りうさぎもリンゴ食べちゃってるし・・・。

    考えても考えても・・・うーんです^^;

    投稿日:2012/03/02

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  • 壁を越えて

    キツネも危険だけれど、蛇も危険。
    あれもダメ、これもダメ。
    ここに居れば安心だから・・・。
    今の時代、子をもつ親なら、
    つい、そんな風に考えてしまいます。

    だけど、蛇が全て悪いヤツとは限りません。
    外の世界に飛び出すことで、得られる喜びもあります。

    真綿でくるむのではなく、遠くから見守ってあげることも大切。
    少しくらいは、子離れしないとなぁ・・・と感じた一冊です。
    ・・・・・・。できるかなぁ?(苦笑)

    それにしても、このうさぎたち可愛い・・・。
    蛇が守ってあげたくなる気持ち、すごくわかります(笑)
    色も鮮やかで、素敵な絵本でした。

    投稿日:2011/12/13

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  • へびが大好きに!

    • キャッティーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子6歳、男の子3歳、女の子1歳

    レオ・レオニさんの絵本で知っていたのは、ねずみが主人公のものでした。
    これは、うさぎが主人公!
    ねずみ以外のレオ・レオニさんの作品は初めて。早速読んでみました。

    描いた絵を貼ったような感じ・・・新鮮な感じがしました。
    地面は、私の知っているレオ・レオニさんらしさがしてとても懐かしくなりました。

    私が小学生の頃、教科書に載っていた『アレクサンダ』を読んでから
    ずいぶん長い年月がたちますが、
    再びレオ・レオニさんの絵本に出会えて嬉しくなりました。
    私が大好きだったレオ・レオニさんの絵本だよーと言いながら
    我が子に読み聞かせています。

    ほんわかしたストーリーかな?と思ったら、ドキドキ・ハラハラ!
    最後まで夢中になって読んでいました。
    へびが大好きになりました。

    投稿日:2011/12/14

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  • いろいろな考え方ができるように

    レオニ作品の中では、異なる雰囲気の絵
    長老うさぎに「木の上のりんごは食べるな」と 二匹のこうさぎが 言われるところから始まります。

    フレデリックでは、アリとキリギリス
    マックマウスさんでは、カフカの変身
    この作品では、聖書のアダムとイヴの話など

    レオニは過去の様々な作品を別の視点から描きたかったのかなと思いました。過去の作品はどれも最後は悲劇のお話ですが、レオニの作品ではハッピーエンドで終わっています。
    もしかするとレオニは、子供達に否定的な話はしたくなかったのかな。とすら思いました。

    林檎を食べてしまったあとに、へびに食べられてしまうのではとハラハラしましたが
    へびに助けられるうさぎたちに心が温かくなる優しい作品です。

    毎日あれもこれも「だめだめ!」と子供に言ってしまっていますが
    親としてこの作品をよみ、子供の自主性や興味までも損なわないように気をつけたいと感じました。

    個人的には、レオニ作品は、子育てをするかたに読んでほしいと思います

    投稿日:2011/12/13

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  • りんごを食べると、、、

    二匹の兎は年寄り兎に「人参は食べてもいいが、木の上のりんごを食べたらきつねに襲われるぞ」と言い付かりますが、ある日、食べ物のないとき、へびがりんごを取って与えてくれます。でも、、、きつねが来て、食べられそうになってしまいます。そこを蛇が助けてくれるのですが、クチをあけて兎をぱっくんとしてかくしてくれるんです。最後は年寄り兎もりんごを食べて、自己納得するのですが、、、。

    蛇にそのまま飲み込まれなくてよかったね、、、と思いながら読んでいました。最後の終わり方がやや微妙な気がしますが、なかなか楽しく読めました。でも、どうしてりんごを食べるときつねに襲われるんでしょう?匂い??

    投稿日:2011/12/11

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  • 重厚な中身です

    • ポピンズさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 女の子8歳、男の子3歳、男の子0歳

    蛇・りんご・庭で大人なら誰もが聖書を連想するでしょう。
    大人読者を意識した、作者の狙いが読み取れます。
    子どもには、子どもに向けたメッセージ、大人には、大人に向けたメッセージ、ダブルミーニングを持つ読み応えある内容に加え、この絵の素晴らしさで、重厚な一冊と思います。
    聖書がもはや絶対的ではない、一歩進んだ解釈も、絵本の絵のベールを通して伝えられると、自然に心に入ってきます。
    子どもたちにとっても、純粋に、うさぎやへびという親しみある動物が出てくることから、約束を守る、食べる・食べられる、という物語に不可欠な冒険要素もあり、楽しめないわけがありません。
    レオ・レオーニの作品世界の深さに感服です。

    投稿日:2011/12/05

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  • 食べちゃった!?

    ヘビと仲良しになった子ウサギ。
    リンゴの美味しさをしったところ、キツネに襲われてしまいます。
    そのピンチの場面に逃げ込んだのが、ヘビの口の中!
    食べちゃった!?
    と思ったら、おなかの中で守ってくれたのですね。
    深く信頼していたからこそ、口の中に入れたのだと思います。

    しかも、ヘビと子ウサギの合体で、キツネを追い返しています。
    ヘビだけの力ではありません。
    3匹の力が合わさったことによって、キツネに勝てたのだと思います。

    投稿日:2011/12/02

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  • 先入観?

    リンゴの好きな、子うさぎのお話です。
    「リンゴに手を出してはいけない」と年寄りうさぎに
    言われていたにも関わらず、食べる物が無くなった子うさぎ達は、
    リンゴに手を出してしまいます。

    いつも熟れたリンゴをもいでくれるヘビと仲良くなった子うさぎ達。
    てっきり、リンゴをたらふく食べさせて子うさぎ達を丸々と太らせてから
    ガブリ!と頂くヘビの作戦なのかと思ったら、そうではないようで。
    旅から戻ってきた年寄りうさぎも、結局リンゴを食べてるし。

    年寄りうさぎの先入観を、子うさぎ達が取り除いてしまった、
    ということなんでしょうか。こうやって決まり事を破ることから
    新しいことは始まっていくのかも知れません。

    結局、何を伝えたかったのか作者の意図がよく解りませんでした。。。

    投稿日:2011/12/02

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  • へびっていい奴だったの??

    こうさぎたちが年寄りウサギから「りんご」を食べては駄目と言われますが、りんごの木にいる蛇と仲良くなり「りんご」を食べてしまいます。うさぎと蛇はどんどん仲良くなり、うさぎ達がキツネに食べられそうになった時も、口の中に隠して(驚いたことに食べるわけではなく)助けてあげます。

    へびが凄く良い奴に描かれていて、びっくりです。
    「りんご」にへびなので、アダムとイブの物語をレオ=レオニとしてはこんな風に思っているって事なのかなぁって思いました。

    投稿日:2011/12/01

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  • 食べられる〜!!

    二匹のこうさぎがあかぎつねから逃げるのに、へびの口の中に入っていってしまいました。その様子を見ていたうちの子は、「食べられた〜!!」って言って大騒ぎしてました。ところが、へびはうさぎを食べたのではなくて、合体してあかぎつねを追い払ってました。その合体した姿がカッコいいって言ってました。意外な展開で、大人もストーリーを楽しめました。

    投稿日:2011/11/27

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