レオニ作品は、読む人の状況や時期 年齢により解釈が異なるものが多く
この絵本も同じく、読み手によっていろんな風に読み取れる絵本です。
そこが、レオニ作品の良さでもあると思います
いつも自分のものだと欲をはり、ケンカばかりしていた3匹のカエル
ある嵐の日を境に、困難を一緒に乗り越えることにより仲良くなります。
この絵本は、かしてどうぞのできない子供や
おもちゃを取り合って兄弟ケンカばかりしている兄弟に読んであげてもいいと思います
大人になってから、この絵本を読むと
もしかすると、レオニは、 あいうえおのき ほどストレートではないにしても 平和を願ってこの絵本を描いたのかなと感じました。
地球上のものは、誰のものでもなく みんなのもの
そんな優しいメッセージが込められている作品だとおもいます。
うちの息子にも弟が生まれたら、「ケンカしないのよ」と読んであげたいと思います。