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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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ビロードうさぎ」 みんなの声

ビロードうさぎ 作:マージェリィ・ウィリアムズ
絵:ウィリアム・ニコルソン
訳:石井 桃子
出版社:童話館出版
税込価格:\1,540
発行日:2002年03月
ISBN:9784887500365
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,368
みんなの声 総数 15
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  • 絵本というより文学

    主人公のウサギのぬいぐるみの心理描写がまるで、
    恵まれない運命の元に生まれた無垢な少年といった感じで
    なんとも哀れなんです。

    ご主人に嫌われてしまえば捨てられるだけ。
    他の世界は何も知らずに、少年のプレゼントとしてこの家に貰われてきたビロードのうさぎは、ただこの現実に必死になり、ご主人の少年に愛されようと願う。しかしぬいぐるみという存在は自力で運命は変えられない。だんだんと古びておもちゃとしての寿命が近づくうさぎ。古参の木馬に教えてもらった伝説、愛されたおもちゃだけが本物になれるという淡い希望を抱きながら…。

    絵本にしては明るさがなく、子供にこびてませんね。
    ここまで泣かせる?ってぐらい、フランダースの犬並みに
    泣けました。

    でも、最後はそこそこハッピーエンドですよ。

    投稿日:2007/07/25

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  • ほんとうのもの

    最近、出版された酒井駒子さんの絵本を読んだあとに、石井桃子さんの訳もでていると知り、読んでみました。

    どちらも大好きです。

    酒井さんバージョンとはまたひと味違う、優しい世界がやはり広がっていました。
    同じお話なのだけれど、子どもの頃から読んでいた、懐かしい石井桃子さんの世界が広がっています。
    両方読んでみるのも良いと思います。

    うさぎの一途な様は何度読んでも泣いてしまいます。
    最後の坊やのせりふで大泣きです。

    投稿日:2007/05/14

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  • 本物になるお手伝い

    酒井駒子さん、絵・抄訳の「ビロードのうさぎ」を購入してまもなく、原本とも言えるこの本を入手しました。今年100歳になられた石井桃子さんの訳で、感動的な美しいお話しだと感じました。
    「ビロードのうさぎ」に書きましたが、私自身はぬいぐるみの気持ちになったことはなく、子どもの心に添った絵とお話しです。初版は1922年だそうですが、今までなぜ出会えなかったのかが悔やまれます。こちらは童話として扱った方がいいのかもしれませんが、『かしこいビル』でお馴染みのウィリアム・ニコルソンによる挿絵が美しく、丁寧に読みたいと思います。

    ぼうやはうさぎが本物のうさぎになるお手伝いをしました。ファンタジーの世界のことかもしれませんが、こういうお手伝いをしている子どもは世界中に大勢いるのだろうなぁ、と思いました。

    投稿日:2007/05/03

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  • ビロードうさぎによせて…《追記》

    • カナタさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子9歳

    先日寄せた感想の追記なのですが、この本、息子の愛読書でかなり読み込んでいるらしく、ただ一つ納得行かないところがあるそうです。それは、一番最後のシーン、本当の自由に動くことができる生きたウサギになってぼうやに会いに来たのに、ぼうやがあの失くしたうさぎだとは気付かなかったのが悲しかったそうです。こどもとしては、当然気付いて欲しいところでしょう。でもぼうやと突然で悲しくて不本意な別れ方をしたうさぎが、やっとここで、ぼうやへの気持ちや自分のいろんな想いを振り切って本当のウサギとして新しく生まれ変わることができたんじゃないかな、なんて思います。その結末が納得できたとき、こどもはいろんな意味で強くなって自立していくのかなぁ…なんて思っています。この本に出会えて、この本と共にこどもの成長を見守りつつ…また一冊素敵な絵本に出会えたことに感謝です。

    投稿日:2003/12/28

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  • 良かったです

    この本を読むと、物は大切にしなければならないなっと思わせてくれる本です。絵本という分類ですが、ちょっと絵は少ないです。

    投稿日:2003/11/28

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