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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ちょろりんのすてきなセーター」 みんなの声

ちょろりんのすてきなセーター 作・絵:降矢 なな
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1993年03月
ISBN:9784834011937
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,878
みんなの声 総数 59
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59件見つかりました

  • 学べて暖かい

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    寒がりやのちょろりんが見つけた素敵なセーター。
    はらっぱ色です。確かにこんなセーターだったら春を感じて暖かくなれそう。どうしても欲しくなってしまうちょろりんの気持ち、分かります。
    でもおこづかいがちょっと足りない。
    ここからちょろりんは自分でお金を稼ぐのです。
    欲しいものがある、欲しいものを手に入れるにはお金が必要、お金を手に入れるためには働かなくちゃ、という社会の仕組みを優しく教えてくれます。
    そしてそれだけでは終わらないのがこの絵本。
    ちょっと怖そうなびきびきおばさんが、がんばったちょろりんのために一肌脱いでくれるのです。
    人の優しさにも触れられて、セーターを着たちょろりんと同じように、読んでいるこちらも暖かい気持ちになれる絵本でした。

    投稿日:2009/12/26

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  • 心も温か♪

    主人公は、寒がりのとかげの男の子、ちょろりん。
    店頭に飾ってあるセーターに一目ぼれしたちょろりんが、セーターを手に入れるために奮闘するお話です。
    セーターのお値段は、おこづかいではちょっと足りない。
    そこでちょろりんは・・・。

    欲しいものを手に入れるためには、お金が必要。
    お金を得るためには労働が必要なんだという世の中の仕組みもわからせてくれます。
    可愛い孫を甘やかすことなくちゃんと働かせてくれたおじいちゃん。
    ちょろりんのためにわざわざ手と時間をかけてくれたびきびきおばさん。
    登場人物もとても素敵な人たちです。
    心が温まるいいお話です。

    投稿日:2009/11/26

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  • すてきな大人たち

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    とかげのちょろりんが、どうしてもほしいセーターを
    手に入れるためにがんばるお話です。

    他の方もかかれてますが、登場する大人がみな毅然としていていいです。
    ネダっても与えないお母さん。お手伝いするならといって、夜遅くまで一緒にやり遂げるおじいさん。
    それから、洋品店のおばあさんも怖そうでいて実は優しい。
    ちょろりんに対する温かい愛情に満ちていて、いいなと思いました。

    絵もリズムがあって、大きな蛙のおばあさんの場面や
    セーターが大きすぎる場面は子供も大笑いしてました。

    ちょろりんは、春色のセーターにつつまれてほっこり暖まりましたが
    こちらの心も温まるようなお話でした。

    投稿日:2009/11/18

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  • 淡い思いが、心に響く。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    とかげのちょろりんは寒がりや。町で見かけた春の原っぱ色のセーターがほしくなりました。おかあさんにそのことを話したのですが、相手にしてもらえませんでした。自分で買おうと貯金箱を見たのですが、お金は足りません。そこで、じいちゃんのランプつくりのお手伝いをすることにしました。

    ちょろりんの一途な思いが、頑張る力を奮い立たせてくれるところ、なんだか、切なく胸に響きました。そして、『びきびきのお店』のちょっぴり怖いおばさんとのやりとりも、意外な方へ展開していきます。
    春の葉っぱ色のセーターは、ちょろりんだけではなく、読んでいる人の心も温めてくれます。
    そんなお話とともに、とっても素敵な、絵の世界を楽しむことができました。

    投稿日:2009/09/30

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  • 子どもの成長に涙

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    この絵本は、ちょろりんがほしかったセーターをやっと手に入れたのに、それはとても大きくて着れなかったけど、
    お店のおばさんが編み変えてくれて、無事にセーターを着れるとことがメインなのかもしれませんが。。。
    ちょろりんが、セーターを買うために、おじいさんの仕事を手伝うところが、心に残りました。
    仕事の内容を細やかに書いてあり、ちょろりんの姿が目に浮かんできます。
    どうしてそうしなければならないかを、丁寧に説明するおじいさんも素敵です。
    娘が職場体験に行く前に、迷惑をかけるのではないかとどきどきしました。
    友だちに「学校の名を汚さないように、がんばって仕事をしようね」とメールを送っていて娘の成長を感じました。
    来年は、息子が職場体験に行きます。
    ちょろりんのように、成長して帰ってくるといいのですが。
    仕事を成し遂げた後の成長が描かれた素敵な絵本です。

    投稿日:2009/02/27

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  • がんばった!がんばった!

    訪問先の保育園の子がシリーズで持ってきたので、みんなで
    楽しみました。

    なんでも欲しいものがすぐに手にはいると思ってる子、
    最近は多いと思いますが、今回のちょろりんは
    春色のセーターが欲しいが、お母さんやお父さんは
    そんなの必要ない!というし、お金も足りないし・・・
    そんなちょろりんは、どうしてもそのセーターが欲しいので
    あることを考えました。でも、そのあることは
    とても大変そうで、「えらい!よくがんばった!!」って
    ちょろりんのことを褒めてやりたくなりました。
    また、気むずかしいと言われている
    ようひんてんのびきびきおばさんとのやりとりも
    やさしい雰囲気たっぷりで、心も温かくなってきました。

    投稿日:2008/11/01

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  • ちょろりんはとかげの子。温かそうな春色のセーターがほしくてたまりません。

    降矢ななさんの絵が好きなのですが、この絵本の絵もとてもいい感じです。

    自分のほしいものを働いて手に入れるのも、

    初めてお買い物をするのも、子どもにとっては、ドキドキのことなのでしょうね。

    ちょろりんとお買い物をしているような気分になりました。
    お店のおばさんの心意気にも温かさを感じました。

    投稿日:2008/05/23

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  • お金の大切さ。。

    ちょろりんシリーズが好きな、娘のために図書館で借りてきました。
    ちょろりんがとってもほしくなってしまったセーターを買うためにじいちゃんのとこで、仕事を手伝います。
    眠いのも我慢して、セーターのためにがんばります。

    それだけ、がんばらないとお金が手に入らないというのがよく伝わってきます。買って、買ってがうちはさほどないのですが、
    パパがどうして仕事をするのか?とういう質問はよく聞かれるので
    そのつど、パパががんばっているからだよとは伝えています。

    主人は夜中に出て行くことが多いので、ちょろりんのように夜寝ないで仕事をすることがおおいです。
    ちょろりんと主人が重なったようで、上の子はちょろりんを応援していました。
    買おうと思ったら、蛇用のセーターだったけど怖いかえるおばちゃんにちょろりんようにしてもらってやっと手に入れた春色のセーターはとてもかけがえのないものになったに違いありません。

    ちょろりんは、おばさんといろいろお話したりできたけど、うちの子はどうかしら?と心配になってしまったのもあります。

    おかねを大切に、できる本です。

    投稿日:2008/09/18

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  • 絵だけでなく、お話も!

    以前から降矢さんの絵が好きで、数多くの絵本を集めてきましたが、「ちょろりんととっけー」を読むまでは、降矢さんがこんなに素晴らしい文を書かれる方だということを知らず(!)心底感動したのを覚えています。この作品も同様に、とてもいいお話でした。また、広野多珂子さんの作品も同じくらい好きなのですが、このお話は、広野さんの代表作「ねぼすけスーザのおかいもの」と「ねぼすけスーザのセーター」を合わせたような内容で、どちらも自らの力でほしい物を得ることの尊さ、物の大切さ、そして、誰かのために心を込めて物を作ることの喜びを教えてくれます。
    娘は、最初の2ページに渡って描かれた町の地図のような絵に見入り、店の名前や場所、ちょろりんが通ってきた道順など、丁寧に目で追っていました。次のページでは、風車を持っているおねえさんや、おだんごを食べている親子の姿にも、うれしそうに目を細めていました。降矢さんの絵は、ダイナミックで迫力満点ですが、こういう細かい描写も楽しめて、見所いっぱいですね!
    寝る前に1度読み、布団に入ってからもう1度続けてんだ後に、「だっこして!」と、ひざに乗ってきた娘・・・温かい気持ちが伝わったのかな、と感じました。親子で大好きな作品が、また1冊増えて、うれしいです!

    投稿日:2008/08/03

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  • ほしいもののためにがんばる

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子7歳、女の子5歳、女の子1歳

     5歳の娘に読みました。彼女は純粋にお話を楽しんでいました。
     思わぬ副産物は小学生の兄たち、こづかいが友だちとの駄菓子に消える兄、こつこつとため込む弟…欲しいもののためにこづかいを使う、足りなかったら努力するちょろりんのがんばりにこづかいの使い方を考えさせられたようです。
    「本当に欲しいもののために頑張っているちょろりんってえらいね。」
    と言うと、
    「お手伝い、頑張って買う。」
    「無駄遣いはやめとく。」
    と一時的にも考えられて、ちょっとラッキーでした。
     自分の力で本当に欲しいものを手に入れたときの嬉しさを感じられるすてきな本です。

    投稿日:2008/06/24

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