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パンのかけらとちいさなあくま」 みんなの声

パンのかけらとちいさなあくま 作:内田 莉莎子
絵:堀内 誠一
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1992年02月
ISBN:9784834010831
評価スコア 4.8
評価ランキング 340
みんなの声 総数 55
「パンのかけらとちいさなあくま」は現在購入できません
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55件見つかりました

  • 悪魔じゃないよね

    この絵本に登場しているのは、悪魔なんかじゃないですよね。
    恩返しのスケールが、ものすごく大きくて驚きました。
    きっと、今までコツコツと頑張ってきたきこりの努力が、報われたとも言えるのではないかと思いました。

    投稿日:2013/11/16

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  • 優しい悪魔のお話

    図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘たちと読みました。

    とても貧乏なきこりのお弁当の小さなパンを盗って来た小さな悪魔。
    大きな悪魔たちはかんかんに怒って言いました。
    「今すぐ謝りにいって、お詫びのしるしにきこりの役にたつことをやってこい!
    それまでは帰ってくるな!!」
    小さな悪魔はきこりに謝り、沼を見事な麦畑に変えていきます。
    しかし出来上がった麦畑の噂を聞いた地主がやってきて・・・。

    タイトルからしてどんなお話なんだろう?と思っていましたが、
    小さな悪魔も大きな悪魔も、いわゆる「悪魔」のような
    悪いことをする存在ではなかったことに驚きました。
    とっても優しくて純粋で、とても魅力的な悪魔でした。

    小さな悪魔の働きっぷりと小気味よい知恵に胸がスカッとします。
    強欲な地主の方が、よっぽど悪魔みたいでした。

    最初はなんとなく怖いお話を想像していた娘たちも、
    優しい悪魔のお話に完全に惹き込まれていました。

    最後に大きな悪魔たちに褒められて照れているような小さな悪魔の姿に
    娘たちと「良かったね(^^)♪」と笑顔になった一冊でした。
    自宅の本棚に並べたい一冊になりました。

    投稿日:2013/09/07

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  • 優しい悪魔たち

    5歳長女に借りました。表紙にいたずら好きそうな男の子の悪魔が描かれているので、何か悪さをするんだろうなと思っていましたが、案の定悪さをしておおきな悪魔たちに「貧乏な人の大事なものを取って、すぐに謝りに行け。お詫びにその人のために働くように」と言われます。なんて優しい大きな悪魔たち。

    この小さな悪魔は貧乏なきこりを助けるために奮闘します。そして知恵もすごいんです。長女は
    すごいなー。頭いいなー」と言っていました。「なるほどー」と感心もさせられる絵本です。

    投稿日:2013/08/04

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  • 夢中で読みました

    あくまというからどんな悪いやつが出てくるのだろうと
    読みました。ところが、娘もパンを取り上げた小さなあくまを
    叱る大きなあくまたちは、いい人たちじゃない、本当にあくまなの?と
    疑問を持ちました。
    すっかり善人な小さなあくま、きこりと一緒に裕福になっていく
    様子がとても楽しかったです。

    投稿日:2013/03/05

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  • かわいいあくま

    • あみむさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳

    読み聞かせの講座をしているときに、おすすめリストに
    のっていた本です。
    その時初めて読んだのですが、昔こういうお話を聞いたことが
    あるような…なんだか懐かしい気持ちになりました。

    なんともまあ、おおきなあくまたちが正しいこと(笑)!
    そしてちいさなあくまがなんともかわいらしい!
    あくまってなんでしょうねぇ〜って笑ってしまいました。

    とんちがきいていて、
    正直者、良い人が良い方向にいき、いわゆる悪い人が
    悪い方向に(何もそこまでも!という部分もありますが
    そこが面白い)いくという、昔話の定番の流れが安心して
    読み進められます。

    大胆なイラストも、お話も、とっても好きな一冊です。

    投稿日:2012/11/07

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  • 憎めない悪魔

    「悪魔」という言葉を聞くと、どんなことを思い浮かべるでしょうか。
    人を惑わし、心の隙間から入り込んで弱さにつけこみ、悪い心をあおって堕落に導く…なんともまがまがしい感じですよね。
    でも、このお話に出てくる悪魔はちょっと違います。
    背は低く子供くらいで、ピンピンにとがった赤い髪、ギョロリと開いた目、口まで裂けそうなほど大きな口と見た目は少し変わっていますが、悪魔というよりはいたずら好きな小人のイメージ。
    そんな小さい悪魔が活躍する絵本です。

    お話はとある森の中から始まります。
    一人の貧乏なきこりが働いている隙に、小さい悪魔が現れ、こっそりお弁当の小さなパンを盗んでしまいます。
    住処に帰った小さい悪魔は、なけなしのパンを盗んだことを大きい悪魔達に叱られ、きこりの元に戻ります。
    「お詫びに何かさせてください」
    泣きながら謝った悪魔に、きこりはどろどろの沼を麦畑に変える手伝いを頼むのですが…?

    このお話は私が子供の頃大好きだった絵本で、懐かしくなって図書館で借りてきたところ子供達も気に入ってくれました。
    お世辞にも可愛いとは言えない風貌ですが、この小さな悪魔がなんとも憎めないのです。
    きこりの麦を横取りしようとする地主との対決では、スカッとすること間違いなし。
    最後のページでは、小さい悪魔が住処に戻った場面も見られますよ。

    投稿日:2012/07/05

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  • やさしい悪魔

    娘は「あくま」を知りませんでした。
    5歳の誕生日に買った辞書で一緒に調べました♪
    魔女みたいなもの、と理解したようです。
    怖いものがちょっと苦手な娘ですので、この絵本も夜に
    読むのはやめて昼間に読んだのですが、やさしいあくまで
    読んでいる私もびっくりしてしまいました。
    あくまなのに・・。
    今、レビューを書こうとしてアダム&デヴさんのレビューを
    読んで納得しました。リトアニアは悪魔は悪ではないのですね。
    ところかわれば、考え方も違うものなのですねえ。
    ちょっとリトアニアに行ってみたくなっちゃった。

    あくまが最初にやった「びんぼうなきこりのパンのかけらを
    ぬすんだこと」は、ちんけで、小悪党な感じのことでしたが
    おおきなあくまたちにその行いを怒られて、きこりのために
    その後やったことは、ダイナミックですっきりしました。
    これで、もう立派なあくまですね。

    あくまを知らなかった娘、悪魔のイメージがこれになって
    しまったら、その後の悪魔について、また衝撃を受けたり
    するのだろうなあ。そうしたら、リトアニアではね、って
    説明してあげたいと思います。

    投稿日:2012/05/20

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  • 痛快

    貧乏な木こりのパンを盗んだ小さな悪魔。
    それを知った大人の悪魔たちは小さな悪魔をしかりつけます。
    そして償いに木こりの役に立つことをしてくるように指示します。

    この絵本に出てくる悪魔は、
    完全悪の悪魔というよりはいたずらものの妖精といった感じ。
    むしろ人間の世界を牛耳る地主のほうが、
    よっぽど非道で、たちが悪い。

    頭の回転も速く素直な悪魔。
    なんともかわいらしく、頼もしい。
    誠実な木こりとのコンビが
    地主をギャフンとさせるのは痛快です。

    投稿日:2011/11/20

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  • もうすぐ5歳になる息子に何度か読んでいます。

    最初にパラパラと息子が絵を見たとき
    とても怖い絵だったからか、読まないで!と言ってきました。

    けれど「ママと一緒だから大丈夫だよ」
    と伝え読んだところ、あくまは怖いどころか
    とってもやさしく、息子も安心して最後まで聞くことができました。

    こういう絵が怖そうな絵本は、子供が積極的に読まないだけに
    親が一緒に読んであげて、安心させてあげるのがいいなとつくづく思います。

    この絵本はリトアニアの民話なのですが、難しい内容ではなく
    とても読みやすかったので、子供もとっつきやすいと思います!

    投稿日:2011/11/18

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  • 躾に厳しい悪魔

    大きな悪魔たちの躾に厳しいので驚きました。貧乏なきこりの大切なお弁当であるパンのかけらを盗んできてしまった小さな悪魔に対して、パンを返して謝る他に、お詫びのしるしに木こりの為に働いてこいという大きな悪魔たちはとてもよい悪魔だと思いました。小さな悪魔も大きな悪魔たちの言いつけ通りにしているのも大人を尊敬して育っているので感心しました。それに、小さな悪魔は木こりの為に最後まで諦めないで考えたのが素晴しいと思いました。欲をかいた地主がショックで死んでしまったのがなんともお気の毒でした。

    投稿日:2011/06/04

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