まだ、娘が2歳の頃、ベッドに入って寝る前に、読み聞かせていた、お気に入りの一冊です。
この絵本は、暗い夜空を背景に、明かりの灯った家の屋根の上で猫が遊んでいるイラストから始まるのですが、我が家にも黒猫が2匹いたので、娘は、自分の家の屋根の上の出来事と思ったのかもしれません。そんな暗いお空に、ゆっくりお月様が昇って来て、やがてまんまるの姿を見せてくれます。すると今度は、雲さんがやって来て、お月様を隠してしまいます。そして、お月様とお話ししていた雲さんが去ると、またまたお月様がまんまる笑顔を見せてくれる。
子供に取っては、暗ーい夜の中で起こる出来事だけに、お月様が隠れてしまうと緊張感も一気に高まり、その後、また月の光で、ちょっと明るくなった夜の風景に一安心。あーよかった。お月様も出て来たから、ゆっくり寝られるね。って感じで、我が家の娘は、落ち着いて眠りにつくのでした。