みどりいろのとうさんのマフラー、それをまいているおかげでトムくんは勇気がわいてきます。
お守りのようにいつもまいていて、苦手な犬、かけっこ、がんばっています。
何故こんなにがんばるんだろう。少し休んでもいいのに。 そんな気持ちでよんでいました。
おかあさんが熱が出て代わりにお買いものにいくと、おかあさん、なみだまで流して…よろこんで。
おおげさだなぁ。って感じだったけど最後にすべてわかりました。
「お父さん、ぼくとおかあさんをそらの上からみててね!」
トムくんがこんなにも頑張るわけが…。 頑張る時マフラーを握りしめるとこは思い出しても涙が出そうです。
しかも、おとうさんに心配させまいとしているあたりも…。
涙なしでは読めない本です。