「バムとケロのにちようび」 みんなの声

細かい部分に、どこかで、見たことのある主人公がいる。なんて面白いんだろうって。子供と、かくれんぼ感覚で読んでるというより、見て遊んでいるといった方が正しいです。親は、読むのに真剣です。でも、違った楽しみ方を見つけた気がしましたね。

雨の日曜日だって、こんなに楽しく過ごせるんですね。
息子はドーナツが大好き。だから当然、この絵本もお気に入りです。
実はそれまで市販のドーナツばかり食べていたんですが、この絵本をきっかけに、私もときどきドーナツ作りに挑戦するように。だって、あまりにバムとケロが楽しそうなんだもの。
でも、あんなにたくさん作ってどうするんだろ？？

最後のページ、よくよく見たら、山積みのドーナツの上になんと・・・！何回か読み聞かせしてから、やっと気がつきました。
こんな仕掛けも、おもしろい！

バムとケロにかかれば雨であろうと雪であろうと日曜日を楽しくすることは実に簡単な事で本当に人生を楽しんでいる二人がとても羨ましく思いました。何はなくともおやつを作るところがとても気に入りました。買ってくるおやつも美味しくて好きだけれど、家族で作るスローフードのお菓子は作る時間も含めて楽しいと思います。バムとケロが水中メガネまでかけて完全防備で作っている様子は切り抜いて飾っておきたいくらい大好きです。お茶を入れてドーナッツと共に本をめくる喜びは最高だと思いました。私も子供と一緒に日曜日を楽しみたいと思いました。雨の日でもこんなに楽しめるという事をバムとケロが証明してくれました。私がとても楽しそうに読んでいるので娘も興味津々でした。背景のクリームレモン色が特に目を引いたようです。

バムとケロシリーズ第一弾がこれだったんですねー。
細かい描写に、ページを繰るスピードも落ちます。
娘は、屋根裏部屋の豚の置物の鼻に、指を入れているケロちゃんの様子がお気に入り。
いつもその箇所を指差しています。
私は、虫をひきつけるために屋根裏に置いたドーナツが
その後どうなったのか、とても気がかり・・・。
また「ヒャー」というような事態になっている気がします・・・。

「もう少し大きくなったら読んであげてね」と人からプレゼントされた絵本です。1才の娘にはもちろんまだ早く、まだお話までは理解できないのですが、このカラフルな絵に目が釘付け！本棚から引っ張りだしては一人でブツブツ言いながら眺めているのです。絵を見ながら「雨だね」「傘だね」と言いながら一緒に楽しめる絵本なので、小さい頃からずっと長く楽しめる本ではないかと思います。大人目線で見ていても、細かいところまで手を抜かずにイラストが描かれているので見ごたえがあります。

　うわさには聞いていたけど、あまのじゃくの私はこの本をあえて読まなかったのですが、子どもを保育所に迎えに行くと兄がこの本を抱きしめて泣いていたので、先生に理由を聞くと「お友だちとじゃなくて、一人で読んで欲しい」と言って、先生がみんなに読んだ後はなさなかったみたいです。早速借りて「お手並み拝見」と思って読みましたが、子どもより親の方がはまりました（笑）園でもものすごく人気があるみたいで、バムケロのシリーズは2冊ずつあるのですが、本棚から子どもが保育室に持っていったり、貸出日にすでになくなっていたりと、一度食べたらやみつきになる食べ物のように我慢できなくなって、お父さんも納得してまとめて買いました。園のも短期間でボロボロだったので、この絵本の人気がうかがえます。意地張らずに最初に読んどけばよかったと、反省しました。是非、お子さんと楽しんでください。きっと、親子ではまると思いますよ。

しかし、あれだけの卵をつかってつくるドーナッツっておいしいでしょうね。このバムちゃん、相当お菓子づくりの達人だと思います。時間がなくて、ホットケーキぐらいしか焼かない私ですが、この本を見るとお菓子づくりに挑戦しようかと思います。結婚する時に買った自動泡だて器は、いつ日の目をみることができるのでしょうか（笑）

他の方も指摘されているように細かいところが非常に面白く、3歳の息子は何回も何回も読んでくれとせがみます。「せっかく、すっかり、きれいに　したのに」というせりふが気に入ってそこだけ息子が読みます。これにもドーナツが出てくるのですが、この絵本を読むたびにドーナツたべたひというのも面白いです。作者の島田さんはかなりのくいしんぼうとお見受けします。

文字を追わなくても楽しめる、読み手としては大変嬉しいバムケロシリーズ。
我が家でのバムケロ効果をご紹介します。
・バムとケロがとても魅力的なキャラクターなので（私も子供も）物語に入り込みやすかった
・はしょってしまいがちな細かな動作もしっかり描いてくれているので（マンガに似てるかも）、読み聞かせる前でも子供は独力で絵本の内容がわかった
・文も簡潔明瞭なので何回か読み聞かせると覚えてしまい、私が読む一歩先を声にだして聞かせてくれるようになった
・そのうち自分で本をめくって自分で（記憶をたよりに）読みだすようになり、その姿に「成長したな〜」と涙ウルウル親バカになった
シリーズなので数冊出ていますが、どの本でも効果絶大！でした。

読んだあと、何かを教えてもらったとか感動したとかそう言う類の絵本ではありません。しかし、このキャラクター、バムとケロを嫌いな子どもは絶対いないはず！　何かケロに似ているような似ていないようなうちの息子。みんなそんな感じだと思います。
だからこそ、安心して読めるし、シリーズとして読みたくなってしまう。癒しの絵本なんて感じもします。寝る前に何冊も絵本を読んでとせがむのですが、最後の1冊は必ず、バムとケロ。
にちようびののほほんとした休日を面白可愛く描いてくれています。ドーナツ作りも可愛くてゲラゲラ笑ってしまいました。

雨の日だから、のんびり家で本を読んで過ごそうと思っていたバム。
その前に部屋を掃除して、やっと綺麗になったと思ったらケロちゃんがやらかします。

途中、おやつのドーナツが出てきますがドーナツが大好きな子供には夢のようなページだったみたいです。

なかなかゆっくり本を読めないバムですがこんな日曜日も悪くないかも！