山の上でおかあさんウサギを待ってる4ひきのこうさぎたち。なかなか帰ってこないおかあさんを心配しています。ふとみると山の上のまんまるお月さまの中におかあさんうさぎが・・・
『あれ、おかあちゃんだ』『何してるのかな』『早く降りておいでよ』
でもおかあさんうさぎはえさを探しにでかけ猟師に撃たれてしまってたのです。
その両方の様子をみていたのがやまんば・・・やっと買ってきた団子のつつみをそっと置いて帰ります。
その様子をみていたのが秋風の子
風の子の風にのってやまんばのおだんごを食べ喜んでいるこどもたちの声がきこえました。
その様子をみていたのが十五やの月でした。
悲しいお話なんだけど・・どの会話にも優しさがいっぱいあって読んだ後がふー・・と落ち着く感じです。
お話の分かるようになった子どもたちにゆっくり読んであげたい1冊です