絵本のタイトルからして、「変わった視点だな」と思い、読んでみました。
何気なく使っているもの、そのほとんどが”道具”と呼ばれるものであることに、
あらためて気付かされ、子供と一緒に親もどきっ!とします。
小さなネジも”道具”だし、大きなパワーショベルだって”道具”なんです!
小さな道具で組み立てれば、また別の便利な道具を作ることだってできるんです。
息子は、車をばらばらにした小さな道具がびっしりと描かれているページを見て
「すごーい!」「これがハンドルで、これがドアで・・・」と興味津々。
実際にはなかなか見ることのできない光景に魅せられたようで、
後から一人で絵本を見返していました。
そんなすごい道具を作り出し、使っているのが人間。
いろんな道具を考えて作り出し、使いこなしている人間って
すごいなって思える1冊です。
加古里子さんの絵本は、細かいところもしっかり描かれているので、
細かいことが大好きな息子には好評です。