新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

にぐるま ひいて」 みんなの声

にぐるま ひいて 作:ドナルド・ホール
絵:バーバラ・クーニー
訳:もき かずこ
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1980年
ISBN:9784593501397
評価スコア 4.72
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みんなの声 総数 52
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52件見つかりました

  • 質の違う「ゆとり」

    • ぴょ〜んさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、男の子1歳

    季節感と自然の恵み、家族の連帯と人のぬくもり
    を感じることのできる絵本。

    冬の厳しい自然の中にも、脈々と流れるぬくもり。
    厳しい中でも、どこかゆとりの感じられる生活。

    現在の私たちのゆとりとは、質のちがう「ゆとり」

    そういうものに出会える絵本です。

    投稿日:2006/09/07

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  • 自然のサイクルの中での生活。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    質素な生活かも知れませんが、家族が一丸となり1年を通し、寄り添い生活する姿は、現代社会に薄れかけているかも知れない、家族の温かさや愛を再確認させられた素晴らしい作品でございました(o^_^o)父親を中心に支え合い、ささやかなプレゼントを贈られ喜ぶ家族の姿に心が温まりました♪
    古き良き時代をバーバラ・クーニーさんの温もりのあるイラストがより印象的な作品に仕上げていると思います(o^_^o)
    お子様は勿論♪大人の方にお薦めの作品です♪

    投稿日:2006/08/22

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  • ものをつくるということ

    ものは、「買うもの」「お店に行けば売っているもの」という感覚でいる私たち。毎日毎日、消費することばかり考え、消費することで生活が成り立っている私たちの今の暮らし。自分では何ひとつ生み出さなくても、生きていける現代。
    当然のようにそこにあるから、娘も何かが欲しいとき「デパートで買えばいいじゃない」と言う始末・・・。
    そんな時、少しでいいから自分の手で何か作ってみようよ、と娘に提案。二人でかわいいハンガーを作りました。そしてその夜この本を読みました。
    ものを作る、育てるといった大切なことを、感じてくれたかな?デパートで売っているものだって、どこかで誰かが作ったものなんだよ。

    絵も美しいし、ぐっときます。ぜひ読んであげて下さい。

    投稿日:2006/06/14

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  • 静かな日常をかみしめる絵本

    日本の生活ではあまりなじみはありませんが、たんたんと、静かな日常が描かれてます。
    家族みんなで、生活を作っている感じが伝わります。
    子どもの頃は、ここにでてくるハッカキャンディーに憧れてました。
    絵柄も、シックですてき。
    どのページも、壁にかけたいくらい、きれいな装丁です。

    投稿日:2006/03/10

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  • 日常の中に家庭の温かさはあるのです

    • ラムさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子8歳、女の子7歳

     10月、父さんは荷車に牛をつなぎました。それから家中の皆でこの一年間に作り育てたもの何もかもを荷車に積み込みます。父さんは、それを町へ行って全て売り、そのお金で家族へのおみやげを買って家に戻ってくるのです。
     そして、季節はめぐり、新たな一年間が始まります。季節も人も永遠に同じ事の繰り返しをしているようで、少しずつ変わっていきます。男の子がほうき作りに使うナイフは、料理ナイフからバーロウナイフに変わり、指なし手袋を編んでいた女の子は、今年は刺繍をする・・・という具合に。同じ事を繰り返しながら、少しずつ豊かになっていく生活を垣間見るのは、なんと心地良いものでしょう。
     子ども達は、どちらかというと、父さんの品物がどのように売れたかに関心が集中していました。家に戻ってから、どのように品物を作るのかも、食い入るように見ていました。今では、父さんが家で仕事をする家庭はとても少なくなりました。母さんがリンネルを仕上げる家は、皆無と言ってもいいでしょう。日々の生活の中に、家庭の温かさがある。というすてきな絵本です。
              [読んで聞かせると6分位/4歳位から]

    投稿日:2005/08/27

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  • シンプル

    ある一家の一年の生活の流れを書いた作品です。
    美しい季節の移り変わりと共に、家族のなすべき仕事をそれぞれが務め上げる。
    当たり前の事がとても素晴らしく感じるのは何故かと考えました。
    家族が協力してやり遂げること。
    今の日本にはなかなかない場面のように思われます。
    季節は移り変わり、その時期に応じた仕事があり、収穫したものを荷車にのせて街へ。そのお金で一家に必要なものを揃える…。
    また新しい一年が巡ってくる。
    シンプルで、気持ちの良い作品だと思いました。
    「にぐるまひいて」という題名もとても素敵です。

    投稿日:2005/07/12

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  • 荷車に家族の1年間の営み積んで

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    19世紀初めのアメリカ・ニューイングランドの一家の暮らしぶりが
    静かに語られます。
    10月、父さんは家族がそれぞれ作った品々を荷車に積み、
    市場で売って、家族のための物を買い求めるのです。
    その品々は、母さんが、娘が、息子が、それぞれ時間をかけて作った
    ろうそくやほうき、リンネル、じゃがいも、はちみつ、かえで砂糖・・・。
    1年のゆったりとした流れと、何よりも家族の穏やかな表情が
    とても美しい絵本です。

    投稿日:2005/05/15

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  • 古き時代のささやかな生活の営み

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子5歳

     ニューイングランド地方の昔の生活が、淡々と語られた作品です。息子は、一見地味なこの絵本が好きです。理由は単純に、「昔の生活を見るのが楽しい」から。それは確かに、興味の対象なのでしょう。自給自足、すべてを一から手作りする一家族の生活が、自分で作らなくともとりあえず事足りる時代に住む子どもにしてみると、とても魅力的に見えるようです。
     一年かけて収穫し、家族みんなで作ったものを、牛を含めて全て売り、そのお金でお土産を手する父親の充実した気持ちは計り知れません。生活は厳しいけれど人々の心が豊かだった時代を振り返り、その心意気だけは忘れたくないなと思います。

    投稿日:2005/03/23

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  • ずばり私の宝物☆

    • 小夏さん
    • 20代
    • その他の方
    • 群馬県

    ありゃりゃ、意外とコメントが少ないんですね。
    小学生低学年の頃、町の図書館で借りて読んで以来、大好きな本です。図書館で借りるのに飽き足らず本屋さんに買いに行ったのですが、なにゆえ子供だったので出版社や作者などわからず結局買えずじまい・・・。大人になってインターネットという文明の利器を使ってやっと自分の手元にやってきた時はうれしかったな〜。ホント便利な世の中です。
    さて肝心の内容ですが、今になって読んでみても話としては地味な方だと思います。子供ながらに惹かれた理由はやはりすばらしい絵でしょうか。自分の知らない世界がとってもクリアに描かれていて、この家族はどんな会話をするんだろう・・・なんて色々想像したものです。そう、想像して遊べる自由!
    余分な言葉や絵がない分、そんな所が子供心に惹かれた理由かなぁ。本屋さんで見かけても派手さがない分「ちょっと自分の子にはどうかなぁ?」なんて思われる方もいるかもしれませんが
    今の絵本とはまた違う良さが発見できると思います。
    予定は未定ですが、将来自分の子供が生まれたらもちろん
    読み聞かせしま〜す。

    投稿日:2004/05/15

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  • 家族の一年の静かな営み

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、男の子4歳

    昔の家族の一年の営みが、たんたんと描かれています。
    家族の生活を成り立たせるために、みんなで力を合わせて働いている姿に、感心すると共に、静かな感動のようなものがあります。
    一年かけて、作られた色々なものたちを父さんが、荷車いっぱいにして、町に運び、また必要となう様々な物へと替えます。
    そして家族へのお土産を持ってまた、家に帰るのです。
    静かな作品ですが、心にどこか響きます。

    投稿日:2004/01/21

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