今更節分向けの絵本の感想を投稿するのもなんですが、この本は節分向けとしては特にいいと思います。
鬼を扱った絵本はたくさんありますが、鬼がかわいらしすぎるのはどうも私は好きじゃないんです。
怖いものはそれなりの風貌があったほうがいいかなと思うほうで。
そういう視点からこの絵は鬼らしく(本物は知りませんが)ちょっとこわめだけど、ちょっと愛嬌もある感じでなかなか好きです。
内容も「びんぼうがみとふくのかみ」を彷彿させるお話ですが、楽しいです。
もし、こんな方法で福の神が来てくれるならぜひとも鬼さんを招待してお酒を飲ませたいものです。
結局福の神がきてくれる人って心が広くておおらかな人なのかな?といろいろ考えてしまいました。