ブログで紹介されている方がいて気になりました。スペインの作家です。
「なんで、ようちえんにいかなきゃいけないの?」のセリフに笑いました。息子が登園拒否をしていた頃のセリフそのままだったからです。
ムニアはお母さんの一言で心が「かちんこちん」になります。日本語で言うとへそがまがたとでも言うのかな。
親からすると何でもないことや言葉でも、子どもにとっては重要だったり傷ついたり固まったりすることがあります。
子どもはそのことについて詳しく説明することができませんから、端から見ると扱いにくい子と捉えられたりするかもしれません。
そんな子どもでも、ずっと気持ちが「かちんこちん」かというとそうでもなくて、何かの拍子に戻ることがあります。そんな時、いたずらっ子とか扱いにくい子とかいう目で大人が見ないであげてほしいなと思いました。
ムニアは時々「かちんこちん」になるけれど、素直でかわいい子どもでもあることが伝わってきました。子どもを大人がどうこうするのではなくて、大人が子どもへの関り方を工夫しなければいけないと感じさせてくれる本です。