子ども向けの同タイトルの劇を見て、すぐに絵本を買い求めました。あかおに、あおおに、二人の優しさと友情に感動したそうで、絵本でじっくりと読み直したいと思ったようです。にんげんと仲良くなりたい優しいあかおにと、友情のためなら自分が犠牲になってもよいと考えるあおおに。二人が向き合って相談をしているページは、言葉も絵も優しさでいっぱいで、また今後の二人の身の上を考えてしまい切なくてたまりません。あおおにからの手紙を読んで涙を流すあかおに。ラストは本当に切ない締めくくりですが、いつも、この後しばらくたって二人が再会し、あおおにともども幸せに暮らせたら・・と願いながら読みます。子どもも、「そうなればいいなあ」と言いながら読んでいます。