最初、好きになれなかったんです、不気味だし。
でも、娘のもう一回、にせがまれて読むうちに、だんだん好きになりました。
不気味が魅力なんです、この絵本。
娘は、はやくちおねえさんや、ゆっくりおばあさんがお気に入りですが、私は顔つきパンの上等パンですね。
店に陳列されている顔つきパンはとっても大きいけど、かごに入れてもらった小さいパンが上等パンなんですね。
でも、ぶたぶたくんは、顔つきパンを買いに来たのではないですよね。お母さんに頼まれたパンは別に買って、ご褒美に顔つきパンを貰ったのか、それとも、ぶたぶたくんがいい子で感心なので、顔つきパンの上等パンをくれたのかな。
娘と粘土遊びをしている時に、この顔つきパンの上等パンを作ったら、とてもうけてくれました。
今度は、本当のパンで、顔つきパンの上等パンを焼いてみたいですが、この形に焼くのは難しいでしょうね。チョコレートとか、絵で描くべきでしょうか。
不思議満載のこの絵本の魅力、他の方々が書かれていて、私も同じように感じるので省略しますが、ちょっと気になることが。
ぶたぶたくんは、いつもはお母さんと一緒に買い物に行きますが、おかしやさんにも行ったことあるよね。お母さんは、このまま先へ行くほうが近道、な道の存在を知らなかったのかな?