理屈抜きに、おもしろい!!娘も、読み終わると、一言。「気に入った!」
早口おねえさんや、ゆっくりおばあさんも登場して、読み手にとっても、楽しい絵本です。(ここの対比は、子どもにも大受け!)ぶたぶたくんの独り言や、かあこちゃんとこぐまくんたちとのおしゃべりも、歌うようなリズムで、本当に愉快です!
絵も同じくらいユニークで、表紙のぶたぶたくんのかいものかごに入っているお面のようなもの、これは一体なんだろう?と、最初からもうこの不思議さに引き込まれていましたが、パンだったんですね〜。しかも、ただのパンではない。「かおつきぱんのじょうとう」ですって!いくら上等でも、娘は、「こういうパンのほうがいい」と、普通のパンを選んでいましたが・・・。
「はじめてのおかいもの」であるにもかかわらず、なんとものほほーんとした空気が流れていて、子供のころにのんびり道草をしながら帰った田舎道の風景を思い出しました。最後の地図も、本文と同じくらい、子どもには楽しいものですよね。ここからさらにいろんなお話が広がっていきます。