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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

  • かわいい

おれはティラノサウルスだ」 みんなの声

おれはティラノサウルスだ 作・絵:宮西 達也
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,540
発行日:2004年01月
ISBN:9784591079256
評価スコア 4.8
評価ランキング 334
みんなの声 総数 85
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85件見つかりました

  • 友。

    • 沙樹さん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子5歳

    崖から落ちて怪我をし、目も見えなくなってしまったティラノサウルスをみて、
    ほうっておけず、プテラノドンの子は、
    「おれはティラノサウルスだ」といって、看病します。
    しばらくたった日、木の実を取って戻ってくると、
    ティラノサウルスが魚をくわえて立ち上がっていました。
    ティラノサウルスは天敵ですから、
    驚いたプテラノドンは無我夢中で空へ飛びあがることが出来き、逃げて行きました。
    でも本当は、ティラノサウルスはプテラノドンの嘘を見抜いていたから、
    プテラノドンと話をしたかったのです。
    プテラノドンに魚をあげたかったのです。
    仲良くなって欲しかった・・・。
    でも、いいお話です。

    投稿日:2014/10/21

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  • 友情

    • サマさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、女の子4歳

    やっと独り立ちを親から認められた(?)ばかりのプテラノドンとティラノサウルスの友情のお話。
    プテラノドンは、お父さんからは「ついよい子になるように」と育てられ、お母さんからは「優しい子になるように」と育てられます。

    ある日、プテラノドンの子供を襲おうとしたティラノサウルスががけから落ちて怪我をします。子供は怖いティラノサウルスには近づかないようにしようと思いましたが、母から教えられた「困っている人がいたら助けてあげなさい」という言葉を思い出し、目にも怪我をして見えないティラノサウルスに対し、「おれはティラノサウルスだ」といって必死に介抱します。

    怪我が治ると同時に、今度は父からの「強く地面を蹴って大空を飛べ」という言葉通り、ティラノサウルスの前から姿を消します。

    しかし、ティラノサウルスは本当はプテラノドンということに気づいていたのです。御礼にお魚を捕っていたのです。{ありがとう}と言いたかったと・・・

    息子は「言えればよかったのにね」と言っていました。
    なんとも切ない温かいお話でした

    投稿日:2014/06/20

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  • 内容に感動して・・・

    • 虹花さん
    • 30代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子6歳

    子供は、宮西さんの絵に惹かれて選んだようです。
    読み聞かせているうちに感情が高ぶってついウルウル。
    しかし、子供は内容が少し難しかったのか、「何でママは悲しくなっちゃんだろう?」という感じでした。
    相手を思いやっての行動、といったことを感じ取るには少し難しかったようです。
    もう少し、大きくなったら、是非、もう一度読み直して欲しいと思っています。

    投稿日:2012/03/05

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  • 毎回ラストで泣いちゃいます。

    『おまえうまそうだな』と一緒に図書館で借りて読みました。
    『おまえ・・・』も良い話で好きですが、この作品は読み聞かせの時に毎回泣いてしまいます。3歳の息子は内容は理解は出来ていないようですが大変お気に入りなので、子供に悟られない様に今は寝る前の最後の本として読んでいます。プテラノドンの子供が赤い実を持って帰ると怪我していたティラノサウルスが魚をくわえて立っている・・・そこからもぉダメです。声が震えるのを抑えるのが精一杯。でも私の目からは涙ボロボロ。切ない話ですが深くて大好きな作品です。 プテラノドンの助けたいから助けるという素直な思いと行動、ティラノサウルスの気付いていたけど気付かないフリをする優しさ。元気になったからお礼を・・・。結局はお互いの思いは通じる事はなかったけど、そんな考えを持っている2ひきだから通じる事は出来なくとも繋がっている気がしました。早く息子が内容を理解出来ると良いな。

    投稿日:2012/02/10

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  • 5歳の息子、号泣・・・

    恐竜好きの我が子のために、シリーズを大人買いをしました。
    月に一冊ずつ読もうとしていたところ、丁度何かでこの絵本のチラシを見付け、
    3歳の妹と何か話していたのでその日の夜に読みました。

    飛べないトリケラトプスの子と、彼を襲おうとして怪我をしたティラノサウルスの切ないお話でした。

    あたしも初めて読み、内容を知らなかったので最後のところで
    読み聞かせながらも少しうるうるしてきてしまったのですが、
    そこで突然息子が「・・・うわーんっ」と叫びました。

    驚いて顔を見ると号泣していました。
    3歳の妹はきょとんとしていましたが。

    翌朝幼稚園に行く前にも一人で読んで号泣し、父親を驚かせていました。
    今朝も読みながら一人でしくしく泣いていました。
    彼にとっては涙腺を刺激する本のようです。

    投稿日:2011/10/28

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  • お互いを思いやる気持ち

    プテラノドンの子供は、お母さんお父さんの言うことをよく聞いて、とっても優しくて思いやりのある子に育ちました。「プテラノドンの子供みたいに、思いやりのある子になってね。」って言うと、「うん」って言ってくれました。大きくなってもその気持ち忘れないでね。

    投稿日:2011/09/18

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  • ぜひ読んでほしいです

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    怪我をして動けなくなり、目も見えなかったティラノサウルスを、プテラノドンが介抱します。プテラノドンと言うと食べられてしまうと思い、「おれはティラノサウルスだ」とウソをつきながら、懸命に看病したプテラノドン。
    最後は涙涙です。映画にでもしたいくらいの素敵なお話です。

    そしてラストはもちろんのこと、私は、プテラノドンのお父さんとお母さんが、愛情かけて育てた我が子の元から去っていくシーンにも、かなり泣きました。親としては、やはり心に染みるものがあります。でもプテラノドン、お父さんとお母さんの言いつけを守り、立派なプテラノドンになりましたね。良かった。

    投稿日:2010/12/06

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  • 相手の目を見て伝えたい

     「ティラノサウルス」のシリーズ、どれを読んでも最後は涙になってしまいます。これまでに読んだお話は、親子の愛がテーマになっていましたが、今回は、友情。

     両親の愛を一身に受けて育ったプテラノドンの子が巣立ちのときを迎えました。そこへ現れたのが、目をギラギラさせたティラノサウルス。おとうさんから教わった「あばれんぼうのおそろしいやつ」です。ティラノサウルスの手があと一歩でプテララドンの巣に届こうという瞬間、突然の火山噴火で事態は一変します。

     そして、切ない、切ないエンディング・・・。
    お互いに気持ちを伝えられないまま別れ行く2人。ティラノサウルスの目に浮かんだ大粒の涙を見ながら、娘の目にも見る見るうちに涙があふれました。

     相手の目を見て「ありがとう」と言えるのは、本当にしあわせなことなんですね。伝えたくても伝えられない相手がいる・・・もう一生伝えることは叶わないかもしれない・・・たった1度でいい、たった一言でいい、「ありがとう」って伝えたい・・・そんな思いを心の底に抱いて生きている人がたくさんいると思います。
    その気持ちを、ティラノサウルスが星空に向かって伝えてくれます。

    投稿日:2010/11/23

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  • 優しさがつたわります

    ティラノサウルスの2作目です。
    プテラノドンの子が親の教えを忠実に守り、ティラノサウルスと数日を過ごします。
    「どんなひとでも こまっていたら たすけてあげるのよ」
    このお母さんの言葉が娘にはぐっとくるようで、数回読んだだけで覚えてしまいました。
    しかし、3歳なりたての娘には、最後のティラノサウルスの悲しい叫びはあまり関心がないようで、「魚の目が痛いよって言ってるね」ばかり・・・
    本当に深く理解するには、小学生ぐらいがオススメかもしれませんが、おもしろいだけでなく、心温まるストーリーなので、大人にもオススメです!
    小さいときから時たま読んでいくと子どもの成長も感じられる1冊かと思います。

    投稿日:2010/10/29

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  • 悲しい余韻

    • キンコママさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、男の子4歳、男の子2歳、男の子1歳

    絵だけ見ると、ゴチャゴチャしてて目もチカチカしてくるくらいのにぎやかさであまり好みではないものでした。でも見ているうちにこのゴチャゴチャした感じが、話の内容をより引き立てるものだと思えるようになってきます。子供の成長を願いながら子供の元を去るプテラノドンの両親。「たくさんたべてつよいこに」と願うお父さん、「やさしいこになって」と願うお母さん。私も子供がいる今だからこそ、この両親の想いが痛いほどわかるな〜。愛情いっぱいの中で育ったプテラノドンの子供は怪我をした怖いティラノサウルスの看病を。そんな姿にもジーンときたけれど、看病してもらっているティラノサウルスの気持ちの変動のあり方にも感動。「心」をとても感じれる内容です。でも結末は…・余韻が残ってあまりこういう結末は好きではないのですが・・・でもこういうのもありかなぁ〜なんて思えちゃう絵本です。

    投稿日:2010/10/07

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