「へんなどうぶつみーつけた！」 みんなの声

「アルマジロはへんなどうぶつです」

動物の面白い特徴を分かりやすく教えてくれる絵本。
一回読み聞かせしただけで、言い回しと説明を真似するようになり驚きました！

子供でもわかりやすい言葉で表現されているので、説明が多くても集中して聞いてくれました。
絵は、クレヨンで描かれているような柔らかくて優しい絵なので、コウモリやカモノハシのような珍しい生き物でも、怖がらずに見てくれそうだと思います。

絵本と思って読んだのですが、内容は図鑑に近いと感じました。
ラストで人間も動物だということを教えてくれています。

あれ、これって変なの？と思うような部分が「変だ」と言われると、確かにそうかも･･･と思ったり、普通のことが変に思えてきたり。
見方によって、「変」に思えてくるところが、なかなか面白いな〜と思いました。

最後の一番へんなどうぶつは･･･　やはり！
動物全体で見てみると、確かに「変」、というかあまりにも特異な存在ですよね。
同じ動物として、様々な点を比較して、違いを感じる。
内容はそんなに難しくないのですが、構成が良いと思います。

正しい生活をしているけれど変などうぶつ。
立派だけど変などうぶつ。
普通だけど変などうぶつ。

よく知るどうぶつでも、掘り下げてみると変なトコがいっぱいでした。
雑学ぽくって面白かったです。

その中でも、特異中の特異、キングオブ変などうぶつに輝いたのは！？
確かに〜！！こんな変などうぶつ他にはいないです！

表紙を見る限りでは、知っている動物ばかり…
どんな変な動物が出てくるのかなと思ったら…
まずはアルマジロです。かたいこうらにおおわれていて、敵におそわれると、ボールみたいに丸まります。変です。でももっと変な動物がいます。コウモリです。鳥じゃないのに空を飛びます。もっと変な動物がいます。
と、次々にみんなが知っている動物たちが登場します。ちっとも変じゃないのに、言われてみると、そうか変だとなるから、なかなか面白いです。そして、一番変な動物ときたら…
そうかそうかと、大きくうなづかされた一冊でした。
もっと、いろんな動物のことを知りたくなると思います。

変な動物と言われようとも、一番変な動物と言われようとも人間に生ま

れてよかったと感謝しています。最後の赤ちゃんを生んだおかあさんが

思うように私も、「人間でよかった！」って心から思っています。

今度、生まれてきてもやっぱり、人間に生まれたいと願っています。

あかちゃんを抱くおかあさんの幸せそうな顔が印象に残りました。

副題に「ふしぎなふしぎなほにゅうるい」とあるので、私などはすぐにオチがピンときましたが、そこに行くにはどういうお話になっているんだろうと思い読んでみました。

すると、なるほどなるほど。
普段目にしないような動物、その動物の特徴が書かれていて、子供も始めて聞く動物に真剣に聞いていました。

そして、最後にふつうの動物とその「ふしぎなふしぎなほにゅうるい」の違いが書かれています。
私も思わず本当だ〜と思ってしまいました。

確かに、私達人間は普通の動物のようにすべての行動が生きるためではありません。
人間はみな考える頭を持っているから。
でも、それゆえにつらいこと、悲しいこと、楽しいこと、嬉しいことがあるのです。

人間に産まれて良かったとみんなが思ってくれたらいいなと思います。