「これはのみのぴこ」 みんなの声

私自身が読んだことのある詩です。
小学校の時教科書に載っていました。
懐かしくなって、まだまだ２歳の息子には無理だろうと思いながら、読んでみたのですが・・・。
意外にも、言葉のリズムが良いので、そのリズムを楽しんでくれました。
早口で読んだら、興奮して、読む声にあわせて踊ってくれました！
ただ、最初から最後までをきちんと読むのは、やはり無理ですね。全部を読むと結構長くなってしまいますから。
この本は、ずっとずっと、楽しめる本だと思います。

それから、「これはのみのピコ」と読んであげていたら、横で聞いていたパパが全部をスラスラと暗唱したのです。
小さい頃に大好きで、やはりお母さんと暗唱して楽しんだそう。
なんだか、つながりを感じてとてもあたたかくなりました。

１歳の子供は、私がこの本を読むと大笑いです。

これは　のみの　ぴこ
これは　のみの　ぴこの　すんでいる　ねこの　ごえもん
これは・・・・・

と、１ページごとに文がどんどん増えていくので、
最後のほうには、かなり必死になって読んでるから！
これが、子供にとってはおもしろいのかも。

親も、頭と口をフル回転で、絵本を本気になって読むことが
できます。
ちょっと違った楽しみ方ができる絵本としてオススメです！

読み聞かせの友人がデモンストレーションをやってくれました。
「後半、息が続くかな…」ぼそっと聞こえたその言葉が気になりました。内容を全然知らなかったので。

なるほどなるほど、どんどん積み重なっていく言葉。
物語じゃないのに、次のページが待ち遠しい。

低学年に受けるだろうに、存在の遠い銀行員や市長さんが登場するところに谷川さんの遊び心を感じました。

いつもカミカミで読んでいる私ですが、ちょっと挑戦してみたくなりました。

息子が夫に「これはだんだん字が多くなるんだよ」と説明していました。確か最初に見たのは「テレビ絵本」だと思います。谷川俊太郎の文と和田勉の絵に釘付けになりました。
　
だんだん長くなるのですが、付け足されていく言葉がとても歯切れがよくて読みやすいし、リズム感もあって、読むと言葉遊びのようでとても良い調子です。つながり歌のようでもあります。

次は何につながるのかと、ページをめくる楽しさもあり、のみ一匹から関係が広がっていくという発想が面白いと思いました。

「これは、のみのぴこ」からはじまり、ページをめくるごとに、
「これは、のみのぴこのすんでいる　ねこのごえもん」
と、続き、文章がふえていきます。
なんのつながりもなさそうだけれど、文章はつながっていき、
最後には「・・・のせなかにすんでいる　のみの　××」

以前、大型紙芝居で読み聞かせを聞いたときは、
子供達は、声をそろえて叫んでいました。
次から次へとつながっていく繰り返しが、面白いのでしょう。
子供達もすぐに覚えて、読み手と一緒に大合唱。
これは、借りてこなければ・・・と思いつつ忘れていて、
最近になって、この絵本を見つけて借りてきました。

娘は・・・あまりよくわからなかったようです。
早口ことばで読んだのがいけなかったのでしょうか？
ページをめくるごとに、いっぱい深呼吸してはりきったのに・・・

ちょっと、読み聞かせのやりかたがわからなかった絵本でした。
でも、この言葉遊びを面白がる子はいると思うので、
是非、挑戦してみてください。

のみに名前をつける時点でおもしろい！
そこからつながる人、人、人
だんだん文が増えていく、言葉遊びの絵本です。

それまで、絵本のことをあまりしらなかった私は、
衝撃を受けました。

こういう絵本もあるのか、と。

子どもは、好きなことはどんどん吸収するので、
この絵本が大好きな息子は、
全文を覚えちゃいました！

覚えるとますます好きになったようで･･･。

他の谷川俊太郎さんの絵本も気になるようになった
出会いの１冊です。

いっぴきののみからはじまって・・ぴこのすんでいる『ねこのごえもん』の『しっぽをふんずけたあきらくん』の『まんがを読んでいるお母さん』の・・・と１ページずつつながっていきます。どんどんつながっていき、意地になって読んでしまいます。
誰でも、なんでも、誰かと、何かとつながってこの世を生きているんだなと不思議と感じされられる本でした。
最後にはべつの猫にすんでいる『のみのぷち』で終わるところがかわいくて好きです。

1年生と2年生に読み聞かせをしました。読み方が難しいとは思いましたがテンポ良く読むと微笑みながら見ている子がだんだん増えてきて読んでいる私も楽しくなってきちゃいました。2年生は覚えている子も多く一緒に口ずさんでる子もいました。その他の学年では読んでないのですが2年生くらいまでが良いかなって感じています。

これ、私の家でハヤりました！
息継ぎをしないで、最後まで速く言えるかという競争です。

リズミカルな本でとても人気でした！

学校の地域振興の方に読み聞かせてました。
子供達は一ページ目来るたびに笑いのツボにはまって
ました。たまたまページを飛ばして読むと「飛ばしてる！」
のブーイングも…読むほうはとても大変ですが子供達は
大うけです。家に帰ってきても何の本を読んだの？と
聞いたら即答で「これはのみのぴこ」と答えてておもしろい
からまた聞きたいという言葉が返ってきました。
今度見つけたら一緒にまた楽しみたいです。