「友達屋」を始めることを思い付いたキツネのお話です。
「えー、ともだちやです。ともだちはいりませんか。」
のぼりを立てて歩き回るキツネ。
お客さんに買われて友達の振りをするキツネ。
なんだか楽しく無さそう。。。。
友達って、お金で買ったり売ったりして出来るものじゃないですよね。
でもでも、「友達屋」をやってたおかげで、最後には本当の
友達が出来たみたい。
お代をもらおうとしたキツネに、「おだいだって!」と怒ったオオカミの顔!
見開き2ページに渡って描かれた怒ったオオカミの顔に息子は
「デカイ顔!!すごい怒ってる!」と興味津々でした。
友達という関係について、大人も考えさせられる1冊だと思います。
お話の最初と最後に出てくるミミズクのじいさんがとてもいい味を出しています。