タンポポたいへん!」 みんなの声

タンポポたいへん! 作・絵:シャーロット・ミドルトン
訳:アーサー・ビナード
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年04月
ISBN:9784790252245
評価スコア 4.47
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みんなの声 総数 14
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  • 今日的な問題に取り組んだ作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    2009年のイギリスの作品。
    アメリカ生まれの日本を代表する詩人という触書のアーサー・ビートが、とても気になりました。
    彼は、卒論の執筆時に日本語に興味を持ち、1990年6月に単身来日。
    来日後、通っていた日本語学校の教材の小熊秀雄の童話『焼かれた魚』を英訳した事をきっかけに、日本語での詩作、翻訳を始めたそうです。
    現在は活動の幅をエッセイ、絵本、ラジオパーソナリティなどに広げており、全国各地で講演活動等も行っています。
    いわむらかずおさんの「14ひき」シリーズの英訳もされており、日本の作品が英訳されて紹介されることは、非常に好ましいことだと思います。

    主人公は、モルモットのクリストファー。
    タンポポの葉が大好きです。
    最初は、モルモット達が楽しくタンポポの葉を食しているシーンで始まります。
    しかし、モルモットヶ丘のタンポポが、モルモット達に食べ尽くされてしまったから、さぁ大変。
    ネットでも購入できるのですが、高騰しているなんて、今時の話っぽい展開です。
    クリストファーが、最後のタンポポを発見し、この食糧危機を乗り切るべく奮闘するのですが、今日的なテーマに取り組んでいると言えそうです。

    コラージュを使った絵は、新鮮な感じ。
    冒険と言った方が相応しいかも知れません。
    ストーリーは、文字数は多いものの、分かり易く食育にも役立つ作品だと思います。

    投稿日:2012/02/05

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  • 食糧について考えるきっかけに

    「もしもある食糧を取りつくしてしまったら、どうなるのか」
    そんな問題提起をしてくれる興味深いお話でした。
    息子が真剣なまなざしでお話の展開を見守ってくれていました。まだ幼い息子ですが、直感的に「これは大変なことが起こっている!」と感じたようでした。
    食糧危機について子どもと話すきっかけになる興味深いお話でした。

    投稿日:2022/12/05

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  • タンポポを食べつくす前に

    モルモットの大好物だというタンポポですが、それがなくなってしまったら、強烈な食糧難ですね。
    風前の灯のような状態になった時、タンポポの新芽を見つけたとき、モルモットはどうしたでしょうか。
    人間社会でも、思い当たるタンポポ再生プロジェクトの顛末に実感がこもります。

    投稿日:2022/02/28

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  • 大切なお話でした。

    私はどちらかといえば
    翻訳物よりも日本の作家さんの絵本の方が好きでした。
    理由は特にないのですが。
    こちらは
    米国出身の方の日本語訳、
    絵の雰囲気も 文字のデザインもですが
    とても素敵で今までの私の思い込みを
    覆されました。
    たんぽぽが足りない!
    モルモットのクリストファーくんの頑張り、
    図書館に並べてある本のタイトルもおもしろい。
    インターネットも出てくるというのも現代的です。
    ユーモアのセンスもあって
    大切なメッセージが伝わってくる良書だと思いました。

    投稿日:2016/01/29

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  • 絵本が作られた素材を楽しむ作品

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子19歳、女の子15歳

    この絵本はよく見るとキャラクター(モルモットたち)や出てくるものが一部貼り絵で作られているようです。
    特にクリストファー君の毛並の部分は、絵というより、何かふさふさしたものをはっているような気がします。
    タンポポを植えている「土」の部分もほんものの土や地面の写真を使っているみたいです。

    最近は絵本の世界そのものを楽しむだけでなく、1つ1つの作品を作っている素材を探る楽しさもあります。
    正直、この絵本はストーリー性よりも作り上げられたクリストファー君の住んでいる舞台(世界)を見て楽しむタイプではないでしょうか?

    ところで、モルモットの主食がタンポポだったんですね〜。
    我が家はハムスターしか飼ったことがないんですが、ハムスターが一番好きなのはひまわりの種で、その他は野草というより野菜や木の実を好んでましたから、似たようなモルモットもひまわりとか木の実系が好きだと思ってました。

    投稿日:2015/03/15

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  • 読んでほしい絵本です

    タンポポのはっぱを食べつくしてしまった

    モルモットの話です。

    大好きなタンポポをどうしたら手に入れるかを

    考えるのですが、そこがいい。

    ネットで買い物をしようとしている部分が

    とても現代風で、かと思えば、

    たまたま見つけた最後のひとつを大事に育てたり。

    何でもネットで買えてしまうこの世の中。

    そうではない部分をいっぱい感じられたので

    とてもよかったと思います。

    投稿日:2014/09/13

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  • たいせつなこと

    みんな、タンポポのはっぱが好きすぎて、ムシャムシャムシャムシャ食べてるうちに、モルモットがおかのまちのタンポポは、絶滅寸前!

    美味しくても、大好きでも、後のことを考えないと大変なことになってしまうということが、よくわかるお話でした。

    食だけではなく、人間のせいで、崩れてゆくたくさんの自然・生態系のこと、親子で話し合うキッカケになるなって思いました。

    投稿日:2014/08/29

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  • 食料危機

    かわいいお話でしたが、根底にあるテーマは深刻な問題でしょう。
    日本で生活しているとなかなか意識しにくいのですが、食料不足は地球規模での問題と言えるでしょう。
    食いつくすことのないように、よくよく考えていかないといけませんね。

    投稿日:2014/04/12

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  • 植物を育てる大切さ

    パパが図書館で選んだ絵本です。

    モルモットがおかに住むモルモットたちが主人公。モルモットたちはタンポポが大好きで、タンポポばかり食べています。そうするとタンポポがなくなってきてしまって…。そこでクリストファーというモルモットの男の子がタンポポを見つけて育てることに。

    クリストファーがタンポポを育てるとこがとてもいいです。是非読んでいただきたい1冊です。

    投稿日:2013/07/20

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  • タンポポ博士

    タンポポが大好きなクリストファーがタンポポを大事に育ててたくさん増やしていました。うちの子は畑とかならしたことがあるのですが、タンポポを育てるってしたことがないので、「僕もやってみたい!!」って言っていました。綿毛から種が飛ぶシーンもかわいいって言ってとっても楽しんでいました。

    投稿日:2013/04/24

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