ともだちシリーズの中でもこのお話は大好きです
あまり好みのタイプではない「へび」に対してキツネが複雑な思いを感じるピュアな心は大事なことですよね
そうした自分の心に気づき一番揺れて、考えて考えて、冬眠している場所を訪れます
その姿を見守るオオカミもまた良い働きをしますね〜
そして春・・・・
キツネとオオカミの対応は春のように心がのほほんと暖かくなります
この絵本の中の「しののんのん」など雪降る様子の「おと」も心地よいですよ〜
二人の息子が通った中学の当時の校長先生は、校長室に「ともだちやシリーズ」を常設して、訪れる生徒たちに読んでいたそうです
心が一番揺れ動く思春期にこうした優しさに触れた子供たちは、時を経て人間としての温かみを身に着けているような気がします
今校長先生は退職されましたが、新しい立場で絵本のある生活を心がけているようです
きっと、ともだちやシリーズの新刊本の出版にとても喜ばれているはずです!