お母さんに嘘をついて怒られたリビーは、「もう本当のことしか言わない」と心に誓います。
だから、親友のルーシーがおしゃれをして皆に褒められていても「靴下に穴があいてるわよ」、地理の宿題をやってこられなかったとぼやいているウィリーの事も先生にすぐに報告しました。
全部全部、本当の事。
なのに、どうして皆は怒ってしまうのでしょう?
息子のクラスにもリビーのような女の子がいて、他の子から少し浮いていたりするのを見かけます。
まだまだ低学年なので、行った方も言われた方も、ずーっとは引きずっていないようですが、まぁ、見ていてハラハラすることもしばしば・・。
その子もリビーも、嘘を言っているわけではありません。
本当の事を言っているから、自分が悪いとは思っていません。
正義感の強い子、几帳面な子などは、こんな風にトラブルを起こしたりする事も多いですよね。
そんな時、大人はどうやって教えてあげればいいのでしょう。
なかなか難しい問題ですが、この絵本を使ってみるのもいいかもしれません。
ただ読んであげるだけじゃなく、もっと身近な例を出して補足してあげれば、更に伝えやすくなるのではないでしょうか?
本当のことと、正しい事・・・。
真実が正義とは限らない・・・、難しいですね。