シンプルな赤い表紙とかわいいイラスト、それから、作者がハンガリーに生まれたということを知って、借りました。
私、中欧好きなので。
とにかくイラストがシンプルでかわいいし、
ストーリーも悪くないし(ちょっと女の子チックですが)、
こんなに洗練された絵本がハンガリーで描かれたんだ!と驚きました。
コピーライトをみたら、最初が1965年。
ということは、これは社会主義国家のもとで描いたんだなあ、と。
森や、キノコ、ハリネズミや小動物が出てくるのは、チェコと似ていて、
ハンガリーならではなのでしょう。
息子も結構好きなよう。
自分も天然パーマなので、
「もしゃもしゃちゃん」という主人公という名前に親近感があるのかも。
もしゃもしゃちゃんが、ちゃんとしたイイ子ではないのが好きなのかも。