「ちょっとだけ」 みんなの声

昨年、2人目の赤ちゃんが誕生し、長女はお姉ちゃんになりました。そんな長女へプレゼントのつもりで買いましたが、読んでみたところ、お母さんである私が癒されちゃいました。赤ちゃんのお世話で忙しくしていて、上の子の「ちょっと寂しい」に気づけなくなりそうだった時期、この本のおかげで「「はっ」と気づかされたような気がします。最後の抱っこの所まで読むと、長女が本当にうれしそうな顔で笑います。なので、読み終わると必ず「ぎゅぎゅぎゅ〜ッ」と抱っこです！我が家では登場人物の名前を子供たちの名前に置き換えて読むのがお気に入りです。

下に兄弟のいる人なら、きっと感じた寂しい気持ちや、お母さんに包まれた時の安堵感を思い起こさせてくれます。懐かしくて、やさしいタッチの絵が、一層子供の頃の記憶を蘇らせてくれます。

寂しい気持ちをぐっとこらえた子供の健気ながんばりに、涙がこぼれました。０歳の息子を見ながら、将来お兄ちゃんになったら、たっぷり甘えさせてあげる時間を作ってあげなくっちゃ、と思いました。

なっちゃんはおねえちゃんになりました。

今までお母さんにしてもらっていたことも・・赤ちゃんがいるので
『ちょっとだけ』我慢して自分でしてみるのです。

どの『ちょっとだけ』もなっちゃんの愛情が溢れていて胸がキュンとなりました。

我家で読んだのは妹のほうなので・・自分と重ねることはできないかもしれませんが、お兄ちゃんのこんな風に我慢してくれてたのかな？
と・・お兄ちゃんを少し見直しているようでした。

最後にいうお母さんの言葉がすごくいいですね。

上の子に我慢させてるな・・・ってどのお母さんの気にしているんですよね。

お母さんの気持ちも子どもの気持ちもすごくよくわかる暖かいお話です。

友達が二人目ご懐妊！のプレゼントに何をあげようかと思っていたときに、絵本ナビを見ていて即購入を決めた本です。プレゼントする前に自分で読んで感動！主人も泣きそうになっていました。優しい気持ちになれる一冊だと思います。

長女が９才、次女が３才。
可愛らしい表紙を見て、最初、次女のために読んだ本でしたが、読んでいて長女の気持ちを代弁している絵本だと感じました。
案の定、横で聞いていた長女は
「気持ちがとってもよくわかる・・・」
と苦笑い。
一方、次女は
「この女の子、面白いねぇ〜！」
とまったくなっちゃんの気持ちがわかっていない。
上の子と下の子と感じることが全く違うのだと実感した絵本です。

友人より、２人目の出産祝いにいただきました。
我が子とリンクするところがあり、何度読んでも、母親の私がウルウル泣けます。
ウチの子供には、何で泣いているか、まだ理解できないようですが･･･

絵本を読んだあと、我が子をハグしたくなる絵本です。

半年後にお姉ちゃんになる2歳児に購入。
それなりに赤ちゃんのいる生活を想像して、覚悟している様子がみられます。”ちょっとだけ、だっこして”って言うようになりました。
第二子出産前の母娘の心の準備に最適。

先日、子供の通う園での催しでこの絵本を読み聞かせしていただきました。久しぶりに”読んでもらう”嬉しさと楽しさで気持ちは豊かになった気がしました。
そして、４歳の息子にも読んであげて、下に赤ちゃんがいないし、男の子だし、どんな感じなのかなぁと思っていたところ、やはり内容は分かるんですね。主人公の女の子の気持ちが。いつも同じような境遇やら設定の方が分かりやすいかなと選んでいた絵本選びでしたが、少しこの考えを改める時なのかなとも思いました。

赤ちゃんが生まれて、今まで「全部」だったお母さんが、「ちょっとだけ」になってしまいました。
お姉ちゃんとして「ちょっとずつ」成長していく姿がとてもほほえましく、頑張れ！！と応援したくなります。
最後の抱っこの「ちょっとだけ」のやりとりを読むと、
「お姉ちゃん、よく頑張ったね。」と、ちょっと目頭が熱くなってしまいました。
何度読んでも、とても心温まる本です

娘は一人っ子なので、こういう思いを抱くことはないのですが、私のこども時代を思い出して切なくなりました。
お姉ちゃんってつらいですよね。
でも、仕方ないから一生懸命頑張っています。
お母さんは、お姉ちゃんのことをたくさん愛してあげてほしいですね。