新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

とっときのとっかえっこ」 みんなの声

とっときのとっかえっこ 作:サリー・ウィットマン
絵:カレン・ガンダーシーマー
訳:谷川 俊太郎
出版社:童話館出版
税込価格:\1,430
発行日:1995年
ISBN:9784924938342
評価スコア 4.79
評価ランキング 460
みんなの声 総数 32
「とっときのとっかえっこ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

32件見つかりました

  • 子供も大人も楽しめます

    子供のために借りたのですが、読んでみたら大人の心に響きました。
    ネリーのおとなりのバーソロミューおじさんが赤ちゃんのネリーを散歩に連れて行ってくれます。
    そんな風に近所の人が隣の子供の世話を協力してくれるなんてとっても素敵です。
    赤ちゃんの時だけでなく、成長していくネリーをともに見守ってくれるおじさん。
    そして最後には、年老いたおじさんをネリーが世話をします。
    こんな素敵に子供に成長して欲しいです。

    投稿日:2011/11/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 素敵な関わり

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    センダックのような絵だなぁ・・・と
    思いながら

    絵本の紹介がある冊子で
    あらすじを読んでいたのですが
    きちんと読みたくって

    おっ!小学校の図書室にありました!!

    こどもと、血縁のない
    近所のおじいさんとの関わり
    本物の「友情」「思いやり」ですよね
    お互いに「成長」と「寄り添い」を
    しています

    とても簡単なようで
    とても難しいことです
    それを、さらりと
    絵本にしちゃう
    素晴らしいですね

    この2人の周囲の人たちとの
    関わりも素敵です

    小さいうちから
    こういう絵本に出逢えたら
    これまた素敵ですね

    投稿日:2011/10/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 介護

    何をとっかえっこするんだろう?
    そう思いながら読み進めると、
    だんだん内容が理解できてきて、
    ちょっと重たいものを感じました。
    ”介護”です。

    とっても大切なこと。

    ネリーは自分が小さく手のかかるころ、愛情持って
    お隣さんにしてもらったことを
    今度は年を重ね、生活に手助けが必要になった時
    お隣さんに同じように当たり前にしています。
    とてもあたたかな関係です。
    しかも楽しそう。

    受けた分、与えられる人に育っているネリー。
    理想的だなぁとしみじみしました。

    投稿日:2011/05/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大きくなったね

     子どもは、日々大きくなり、いろんなことができるようになる。その一方で、大人は歳を重ねるごとに、できなくなることも増えてくる。・・・
    なんだかちょっと寂しいけれど、歳をとってなお失わないもの、そして、新たに得られる喜びもまた多々あることを、この絵本が静かに語ってくれます。

     娘は、ネリーに自分を重ねながら、くすくす笑って聞いています。自分がこんなに大きくなって、人のためにいっぱい役に立つことができるようになったことも、誰かを深く思いやることができるようになったことにも、純粋な誇らしさを感じているかのように、「私、すごいでしょ!」という瞳で見入っている娘の横顔が印象に残りました。

    投稿日:2011/05/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 今は分からない「老い」でも

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子10歳

    この絵本を初めて知ったのは、
    子どもの通う学校で一緒にボランティアをしているお母さんが、
    担当の3年生の子どもたちように、持ってきて紹介してくれた時です。
    絵本はおばあちゃまからお子さんたちへのプレゼントで、「とてもいい絵本なので、学校で読みたくて」と、話していました。

    ゆっくり読むと15分はかかってしまう絵本ですが、紹介するとき、読み語りをするときは、出来たら1ページ1ページ大事に見せてあげたいです。
    少々小さめで、読み語りに使うときは字が読みづらいので、事前によく練習してからの方がいいかもしれません。

    側におじいちゃんやおばあちゃんがいないお子さんには、その年代の人の「老い」がよくわからないかもしれませんが、
    もっと大人になった時、この絵本のことが頭にフッと、思いだされたりするかもしれません。
    じっくり、じんわり心に残る素敵な絵本だと思います。
    小学生なら低学年から高学年まで、自信を持ってお薦めできる作品です。

    投稿日:2010/02/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 深い「とっかえっこ」

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    赤ちゃんのベビーカーと老人の車いす・・・。すごく深い「とっかえっこ」です。

    赤ちゃんだったネリーはすっかり大きくなって、バーソロミューの片腕となってくれます。小さいときに親切にしてもらった恩返しをちゃんとできるのは、すごいと思います。ひとりで大きくなったのではないのに、大きくなると忘れてしまうことも多いかと思うので。ネリーのやさしさは、本物ですね。

    ほほえみを戻したバーソロミューが長生きしてくれるといいなぁと思いました。

    投稿日:2010/02/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子どもと老人はステキなパートナー

    • ことことりさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子2歳

    ステキな本です。
    3歳だったときに娘がはまりました。
    いつも同じ場面で、あたたかい涙がポロリとこぼれてしまいます。

    高齢化が進み、少子化が進む日本で、なぜ、それが社会悪なのか、きづかせてくれる本です。
    子どもと老人、やがて立場が逆になったとき、あたたかい関わりがはぐくむのは、友情。
    大人と子どもの縦社会なんて、かけらもない。
    できることを補い合うパートナーとして、欠かせない子どもと老人。
    そんなペアリングが可能になるには、日本には子どもが少なすぎます。日本には偉そうな老人が多すぎます。

    子どものときから、一緒にこの本を読める「大人」がそばにいてくれたなら、その子の育ちは、それだけで十分保障されます。


    おじいちゃんおばあちゃんを大切にする子に育ってほしい子どもにも、
    子どもに寄り添う方法を模索する大人にも、
    子どもと関わりたい気持ちを持つ老人にも、
    そんな気持ちなどまったくない、誰かれにでもプレゼントしたい本です。

    投稿日:2009/12/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • すてきな関係

    作家さんは全く知らなかったのですが谷川俊太郎さんの訳ということで
    手にとりました。
    読んでまず思ったのは おじいちゃんとの触れ合いが優しくて温かい。
    赤ちゃんの頃女の子はベビーカーを押してもらって
    だんだん大きく成長するまでのおじいちゃんとの触れ合いが描かれているのですが
    女の子が大きくなるにつれ おじいちゃんはだんだんと老いてゆく。
    でもそれを躊躇せずに自然なこととして受け止められる女の子にジーンときます。
    女の子の赤ちゃんのころのエピソードが
    後半では
    逆転のエピソードとなっている辺りがしゃれたスパイスになってますね。
    なんだか『だいじょうぶだいじょうぶ』(いとうひろし)という絵本を思い出してしまいました。

    投稿日:2009/03/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • 成長すること、老いること

    ネリーは成長する。そして、バーソロミューは老いていく。
    人間の「成長」と「老い」が見事に書かれた絵本です。
    ネリーの成長をやさしく見守るバーソロミュー。そして、老いていくバーソロミューにやさしく接するネリー。
    バーソロミューがネリーのカートを押してくれたように、今度は、バーソロミューの車イスをネリーが押すのです。
    ネリーの「とりかえっこみたいなものね。」っていう言葉もいいですね。
    持ちつもたれつ、相手をさりげなくいたわるやさしさ、温かさを感じさせてくれる絵本です。

    投稿日:2008/10/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 老いることって

    • シーアさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子1歳

    老いることって、だんだん生まれた頃に戻っていくってこと・・・
    それをスマートに受け止めた奥深いお話だと思います。

    しかも、このバーソロミューおじいさんとネリーは、
    実の祖父・孫ではなく、お隣さんという関係。
    必要なときだけ手を貸すということ、ローラースケートで足を踏まれても怒らないこと、お話が尽きてしまっても黙ってそばにいられること、
    すべて、血のつながりではなく、心の結びつき・・・友情とも呼べるものでなされています。
    自分は血のつながった祖父でさえもこんな風にしてあげられなかったな・・・ってわが身を振り返ってしまいます。
    ましてや隣人なんて、物騒な今の日本の世の中では、赤ちゃんを託すなんて怖くてできない!ってのが本音。
    なんだか寂しいし、この絵本のような街が羨ましいですね。

    たくさん助けてもらって、たくさん遊んでくれたバーソロミューも、いずれ老いて、杖に頼り、車椅子に乗る生活になります。
    そのとき、助けてくれるのは、大きくなったネリー。
    日本風の固い言葉でいうと「敬老」「恩返し」ですが、
    「とっかえっこ」という、耳になじみやすい優しい言葉に変わることで、自分にもできそうな身近な感じに聞こえます。
    私も、今は元気な祖父母や両親が、いつかは介護が必要になる時が来ると思うので、
    この絵本のことを思い出したいと思います。

    1才10ヶ月の息子には、ちょっと長い話なので、まだ途中で脱走してしまいますが、
    気長に読んであげたいな〜と思います。
    3〜4歳くらいになったら楽しめそうです。
    まだ早いと分かっていながらも買ってしまったのは、
    会社近くでたびたびある古本市で500円で発見したからです(笑)
    運命だ! って思っちゃって。
    こうしてどんどん本が増えていく我が家です。

    投稿日:2008/01/20

    参考になりました
    感謝
    0

32件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…


2025年 今、読んでほしい!この絵本・児童書14選 レビューコンテスト

みんなの声(32人)

絵本の評価(4.79)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット