一時話題になった哲学の絵本です。主人公カエルくんは、普段当たり前に思っていることを「不思議」と考え込んでしまいます。それについて友達のネズミくんと一緒に考えを言い合うのですが、そのやり取りがとても面白いかったです。
特に気に入っている所は「かお」という小題の中で、カタツムリやミミズの顔の観察シーン!カエルくんとネズミくんがなんともいえず面白いことをカタツムリやミミズに聞きまくります。
漫画っぽく書かれていることもあり、かなり低年齢からでも読めるところも好きです。うちではこの本を上の子が4歳位の頃購入して、親子で身近な哲学について語り合いました。
とにかくいわむらさんの絵が素敵で、親子であっという間に絵本に吸い込まれてしまいました。