5歳になった娘は、最近、世の中には体や精神が不自由な方がいることをわかりつつあります。
ニュースで見たとき、外出先で出くわしたとき・・子どもですから、どうしたんだろう?そう思うのが当たり前なのですが・・みんな違うんだよ。色んな人がいるんだよ!ということをこの絵本では、5歳の子どもでも少し歩み寄れそうなわかりやすい内容で画かれてありとても興味深く読ませてもらいました。
内容的には5歳ではまだ理解出来ない部分もあるかもしれません。
でも目をつぶって考えてごらん、とか耳をふさいでごらん。という問いかけでほんの少しでも気持ちを知るきっかけになって欲しいと願っています。
地震で両親を亡くした女の子の気持ち。
これは私自身も想像を絶するものだと思います。
小学校の授業などでも取り上げられそうですね。
そして・・主人公の男の子自身も車いすに乗っているという事実はまた考えさせられました。
私達は健康で体が自由に動き、五体満足であることを当たり前のように思ってしまいむやみやたらと元気でいることに感謝しようとしている気がします。でもそうじゃない!
きっと耳が聞こえない人、目が見えない人、歩けない人・・色んな人がいて、それだから気づいたことがたくさんあり
そういう方々はハンデだなんて思っていないはずですよね。
健康なのが良い!のでは決してなく、
自分らしくどう生きていくかどうか・・ですよね。
深く深く考えさせられたテーマでした。