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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

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ありがとう、フォルカーせんせい」 みんなの声

ありがとう、フォルカーせんせい 作・絵:パトリシア・ポラッコ
訳:香咲弥須子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2001年
ISBN:9784265068067
評価スコア 4.84
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みんなの声 総数 54
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54件見つかりました

  • 愛のこもった言葉。とげとげの言葉。

     絵本の中に、こんなにも愛のこもった言葉が
    ちりばめられているなんて!素敵です☆
     覚えておきたい言葉がたくさんあります。

     それとは正反対の、友達を傷つける、とげとげの言葉も
    たくさん出てきます。 息子は「エリック最低!」と
    吐き捨てるように言っていました。
     エリックの言動はとても、リアルだと思います。

     
     リアルだからこそ、
    今トリシャの立場に近い子、今エリックの立場に近い子
    どちらにも響くのではないかと思います。


     内容もさることながら、絵もとても迫ってきます。
     
     この本に出会えてよかったです。

    投稿日:2011/02/28

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  • 素敵な先生

    5歳の娘に読んだので、
    LDの状態がいまいち理解できず、難しかったようです。
    ただ娘は頑固で、何かにつけて幼稚園ではやりにくい園児のようで
    自分を理解してくれる素敵な先生の存在は
    娘にとっても、とても心に響いたようです。
    先生との出会いは、なかなか選べるものではないので
    こういう先生に出会えるといいなぁと思いをはせました。

    投稿日:2010/03/19

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  • 作者の実話としり感動しました。

    トリシャは、LDの障害を持っていたのに なかなかみんなには、分かってもらえないで、字がよめないので いじめにあうのです。

     実際にこんなことは、いろんなところであるような気がします。

    いじめの問題は、悲しい事実ですね、人は自分より弱い者に対していじめることが よくありますが、これは、いじめている方の弱さでもあると思います。

    この絵本を たくさんの人に読んで欲しいと思いました。  
    おばあちゃんや おじいちゃんが星になって見守ってくれたように思いました。

    トリシャは、良い先生にであったね!

    フォルカー先生に出会ったことで 人生が変わった。

    このような 子供のことを本当に信じて分かってくれる先生は、なかなか少ないように思うのですが・・・・・

    先生の大事さをかんじます。 

    いろんな大人との出会いの中で 子供は育っていくのですが、本当に子供のことを理解してあげる大人の存在の大切さを この絵本は教えてくれます。

    トリシャよかったね!

    私も 子供たちに是非読んであげて 伝えたいと思いました。
    良い絵本でした。

    投稿日:2009/12/07

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  • 高学年以上にすすめます

    • こにょらさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子11歳、男の子8歳

    大好きな本です。
    学習障害という重いテーマを扱っていますが、読後感はさわやかです。
    子供の嫌いな説教調でもありません。
    著者自らの体験であるという点も大きいのかもしれません。
    五年生のクラスで読み聞かせをしました。
    特にトリシャがエリックにいじめられるところ、最後に障害を克服していくところでは静まり返って、食い入るように聞いてくれました。外国の話ではありますが、教室の場面が多く、通じるものがあるのだと思います。
    派手さや笑いの要素の無い本は、ともすれば子供自らが手に取る機会が少ないかもしれませんが、このような良い本を多くの人にに知ってもらえたらと思います。

    投稿日:2009/03/05

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  • 良い先生と出会えますように

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子3歳

    テレビなどで学習障害という言葉を聞いたことがありましたが、
    この絵本を読んで、何も知らなかったんだなあということがわかりました。
    読み終えた今でも、このトリシャの、これだけ賢いのに5年生になっても
    本が読めないという事態を考えると、やはり混乱してしまいます。

    先生との出会いは、子どもたちにとって大きなものです。
    友だちや家族とは違う、学生時代の先生という存在。
    良い先生との出会いは、人生が変わります。
    本当に個々を理解してくれる、フォルカー先生のような先生との出会いを
    子どもたちみんなが持てるように…願ってやみません。

    この絵本、私も色々考えさせられました。
    後で購入して手元に置いておこうと思います。

    投稿日:2008/11/11

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  • とってもステキなお話です

    6歳の息子には、ちょっと難しかったようですが、私はとっても良いお話だと思いました。

    作者の自伝的作品とあとがきにありました。
    LDについて、詳しいことは解りませんが、克服できるものだということを知りました。
    もちろん、大変な努力があったとは思います。
    この本は、LDの方やその家族に、たくさんの勇気を与えたことだろうと思います。

    本に、ハチミツをかけて、「本を読みたい」と思わせた、おじいちゃんの努力や、徐々に、自分はみんなと違うんだ、ダメな子なんだと思っていくトリシャに、言葉をかけるおばあちゃんに家族の深い愛を感じました。

    学校でのいじめのシーンは、読んでいてつらくなりました。
    フォルカー先生の
    「君たちは、人をばかにするほど、立派な人間なのかい?」
    という言葉、とってもいいです。

    「みんな違ってみんないい・・」
    そんな、金子みすずの詩を思い出しました。

    この作品は、教室でのシーンがとてもたくさんあります。
    実際に、子供に読んであげても、とっつきやすいだろうなと思います。
    今度、是非是非、小学校の読み聞かせに使ってみたいです。
    高学年がいいかな・・・

    投稿日:2008/11/10

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  • 学習障害ってきいたことある?

    • アナンシさん
    • 40代
    • その他の方
    • 東京都
    • 女の子20歳、男の子16歳

    この物語は、作者パトリシア・ポラッコの自伝です。
    自分が他の友達の様に、字を書いたり、算数をしたり出来ない。彼女は、いわゆる学習障害者でした。クラスの友達からバカにされて、悲しいことに、彼女自身も「自分はバカなんだ」と卑下してしまいます。でも、ある日、フォルカー先生との運命的な出会いが、彼女を変えるのです。そして、彼女は学ぶことの楽しさを、本を読むことの楽しさを、分かるということの素晴らしさを体験していきます。勉強を苦手と感じる小学校中学年以上の頃には、共感できる者があるのでは?

    投稿日:2008/08/14

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  • 親としても教える立場としても

    まだ息子には早いお話かなあと思い、私1人で読みました。

    私は、仕事で教育に携わっていて、教える立場にあります。
    なのでこういったお話を読むと、
    教育者として私自身はしっかり学生に向き合えているのかなあと、自問自答をしてしまいますね。

    こんなふうに、1人の生徒や人間を支えるのって中途半端じゃできないんですよね・・・。
    なので同じ教育者としてフォルカー先生に敬意を表したいし、
    私自身も学生と誠心誠意に向き合っていきたいと感じます。

    そして同じように、トリシャにも敬意を表したいです。
    親の立場からすれば、こんなふうに悩んでいたトリシャに対し、
    親として何かできなかったのかなあ?
    自分は子供を全身でうけとめきれているのかあ…とまたまた自問自答。

    トリシャの心の葛藤に、親として何かできたのだろうかあ…
    と、考えさせられます。

    障害などを知るという意味で、子供が読むのにもいいと思いますが、
    大人が読んでも、何かえるものがある。
    そんな絵本の1冊ではないかと思います。

    投稿日:2008/05/15

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  • 知ることが理解することへの第一歩

    最近では学習障害ということを一般の人たちも知る機会が多くなったのですが、障害と認知されなかった頃の人は、自分だけが人と違うということで随分苦しい思いをしたのだろうなと思いました。

    パトリシア・ポラッコの自伝ということですが、学習障害という障害を理解し援助してくれたフォルカー先生。この先生との出会いがなければ、トリシャはどうなっていたのかと思うと、心が痛みます。

    また、ポラッコがこの絵本を描いてくれなければ、私たちも学習障害の子どもの苦しみを知ることはできなかったと思うと、この絵本に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
    障害のことを絵本や、書物を通して読む時、知ることが理解することへの第一歩だということを改めて感じています。

    投稿日:2007/09/12

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  • 作者の自伝的お話

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    前々から高い評価は耳にしていましたが、重たいような気がしてなかなか手に取れませんでした。
    でも、この本は、学習障害を扱っていますが、まったく暗さややりきれなさはありません。
    むしろ読み終わって、心に残るのは、他人を認めようとする心、理解しようと歩み寄ることの大切さ、偉大さです。
    フォルカー先生の明るさや毅然とした態度が、力むことなく描かれていて素晴らしいですね。

    人は、自分に自信を持つことができれば、ある程度の困難に立ち向かう強さや勇気が持てるのではないでしょうか。
    そして、自信というものは、他人から認められることで生まれてくるものではないでしょうか。
    そんなことを強く感じた作品でした。
    自分と違うものを排除しようとする人たち、また子どもを導く立場にある大人たちに是非読んで欲しい一冊です。

    投稿日:2007/04/10

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